I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2009/12/31(木)   CATEGORY: ぼくのうた
(question)




ネガティブ装置から垂れ流されるノイズ。



いつも不安
いつも心配

頭の中ぐちゃぐちゃになって
思考回路はいつも混線。

ありとあらゆる想像妄想はマイナスマイナスへと僕を導く。






飼い主様





ピーピーガー




そこから先、何も考え付かない。

次に書く一文字が捨てられる原因になるかもしれない。
次に送るメールが最後かもしれない。

孤独になる恐怖で

頭の配線を全部引きちぎりたくなる。





飼い主様・・・・



ピーガー
ガガー

ピー



続かない。
もう終わり。


どうしようどうしようどうしよう







時間を積み重ねるごとに
ノイズの中から

勝手に最悪の結末を紡ぎ、手繰り寄せる才能。






飼い主様・・・・













(question)
どうしたら飼い主様のお気に入りになれますか?









別に可愛がってくれなくていい。

時々思いだいした時に気晴らしに殴ってくれるだけでもいい。

どんな事でも・・・

飼い主様の「特別」になれるなら

どんな形でも・・・

側に置いてくれるなら







ピーピーピー

ガーガー



それは聞いてはいけない質問だった。
僕が飼い主様の「お気に入り」になろうなんて

そんな大それたこと。








「ふざけるな。」と言われて終わり。



きっとそう。






ガーガーガー






きっと・・・

僕がいくら願った所で叶うはずもない。

飼い主様にはもっといい人いっぱいいるから。
僕じゃない方が・・・きっと飼い主様は満足されるだろうから。



きっと・・・







ピーピーピーガー


これで





















(answer)
「すでにお気に入りなんだから何も心配ない。」













メールの文字。

何度も目を疑った。

途端にネガティブ装置は落下。

ノイズは止まり、急に何もかもが恥ずかしくなる。




「すでにお気に入りなんだから・・・」




気付いてなかった。

僕の馬鹿。




今年一番嬉しい言葉。

噛みしめて毎晩眠ってる。




「原則は家畜で奴隷でも性処理道具でも肉人形でも私が望むモノになりなさい。」



そんなにそんなにそんなにいっぱい
飼い主様のモノになれるなんて!!

本当に夢じゃないか?と思う。









出会えてよかった。
飼い主様がこの人でよかった。

どんどん存在が大きくなって

いまや飼い主様なしの生活なんて考えられない。



どうぞ来年も思いっきり僕を使って下さい。



そして皆さまもよいお年を!!
では・・

また来年!!










外れたネガティブ装置はどこかでまだ不安定なノイズをまき散らす。
遠くでその音を聞きながら僕は

いつかまたあの装置を拾ってしまうのではないか?と

どこかでまた不安になる。


2009年大晦日
1人きりの家畜小屋で


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DATE: 2009/12/30(水)   CATEGORY: ぼくのなみだ
use me...use me..
朝は曇っていた。


首輪をしたまま目覚めるのは珍しい事ではないけど
今日は意味合いが違う。

この首輪の鍵は、飼い主様が昨日してくださったもの。



首輪をしたまま、ミニスカートのスクールゴスで朝食を取る。
ホテルの食堂。朝食バイキング。

ミニの下はノーパン。もちろんルーズソックスにラバーソール。
目立って当然。

皆の視線を浴びながら、1人で朝食を食べる。



「飼い主様の家畜です」と宣言する一日。



僕のミスで携帯の充電器を忘れてきたので、朝食の後はネカフェに入って携帯の充電を。

後で考えれば、携帯屋さんが近くにあったのに、そこに持っていけばよかった。



そこから時々ずり落ちるルーズソックスを気にしながら、地下鉄に乗ってブラブラと街を散策。

どこを歩いても目立ってしまう。それも快感。


途中で立ち寄ったうどん屋さんでは完全に女装子に間違えられ、隣の席の小学生に何度も顔を覗きこまれる。
僕が手を振ると目を逸らされてしまった。



うどん屋を出て、ホテルに戻ろうとすると突然の雨。

目の前の100円均一で傘を買い、ついでに飲み物も買ってホテルへ急ぐ。



小さな家畜小屋のホテルの一室。
雨で濡れたルーズソックスと昨日着てきた服をまとめてコインランドリーへ。

洗濯機と乾燥機が回る間、買ってきていた新書を読み進める。



出来上がった洗濯物を持って家畜小屋に戻り、ウトウトしながらまだ本を読む。


小一時間読んだところで眠気に勝てず、ついにベッドにダウン。




「飼い主様・・・・」


僕を使って下さい。僕を使って下さい。僕を・・・性処理に使って下さい。




ベッドの上で何度も何度も願う。

飼い主様は今日もお仕事。
外は雨。僕は1人夜を待つ。







目覚めると、もう外は真っ暗だった。


携帯を確かめると着信もメールもない。

押し殺したはずの不安がまた僕を飲み込んでいく。




もしかして・・・


昨日の僕の使い心地が悪かっただろうか?とか
何か気に障る事をしたり言ったりしてないだろうか?とか

ネガティブ装置がついている僕は、昨日の一つ一つの言動が不安の材料になってしまう。




しばらくぼんやりと降る雨を眺めて
それでも予定していたラーメン屋さんへ晩ご飯を食べにいく事にした。



大丈夫、飼い主様は来て下さる。



無暗にそう信じるだけが今僕に出来ること。





小降りになった雨の中、100円均一で買った傘を刺してラーメンを食べ
ホテルに帰るともう帰りの準備をしなくてはならない。

パニックになりたくないのに
焦燥感でのたうち回って


意味もなく首輪の鍵を握って飼い主様の名前を呼んで祈る。





夜は過ぎていく。





どこかで今日は無理なんだとあきらめをつけようとする。

「そんなの嫌!僕を使って下さい!!!」




何かせずにいられない僕は立ったり座ったり寝転んだり
テレビをつけたり消したり・・・

くりかえしくりかえし。








くりかえし







それで・・・







帰りの準備も整った頃に
飼い主様から電話があった。


「遅くなるけど必ず行く」と。



僕はそれだけで充分。来て下さるとわかるだけで充分。

後は・・この格好を飼い主様が気に入ってくださるかどうか。
僕で楽しんで下さるかどうか。







電話があって3時間後。

仕事でヘトヘトに疲れた飼い主様がベッドに横たわって僕の目の前に居た。

僕は足元にすりよって飼い主様に触れる。


「来て下さるだけで嬉しいです。」


思えば・・・

朝目覚めてから「飼い主様」の事だけを考え続けていた。
求めて求めて、ずっと家畜でいられた。

貴重な貴重な長い時間。


「約束は守るよ。来ると言ったら絶対に来る。」


ーはい!!



時間は日付が変わる頃。
僕は飼い主様のおチンポ様を口に迎え入れる。


横たわる飼い主様への懸命なご奉仕。
僕を使って下さる事が嬉しくて仕方がない。



「本当に上手くなった。」「ずっとしゃぶらせたいよ。」


舌を伸ばし、絡め
顔を動かし

唇をすぼめて、吸いつく。

飼い主様にずっと使っていただけるように
どれほど飼い主様を求めているか伝わるように。




そして、こうしている事が何よりも幸せであると噛みしめるように。



ベッドの上で長く飼い主様へのご奉仕に夢中になっていると
「口は飽きた。肉穴を使いたい。」と飼い主様から指示が飛んだ。


ーはい!!


即座に飼い主様のおチンポ様を肉穴に迎えて腰を振る。

僕に空いている穴全ては飼い主様のモノ。



肉穴の隅々まで使い、飼い主様にご奉仕する。
もっともっと使って下さい。と言わんばかりに。


それでも・・

下からの飼い主様の視線に、快感の方が勝ってしまう。
出来そこないの家畜は飼い主様の胸に倒れ込んでビクビクと全身を震わせる。




「なんだ?いきそうなのか?」

・・・は、はい・・・・


「だめだ。」

はい・・・ごめんなさい。



体を押し返されると、おチンポ様がもっと深くに刺さってしまう。
飼い主様に「だめだ。」と言われれば、絶対にイク事は許されない。

僕はビクンビクンしながら、また腰を振る。



「はぁ・・・○○様ぁ・・・」


下から突き上げされ、さらに追い詰められる。
シャツの上から乳首を捻られ、背中がのけ反る。



両足は震えて、きっと・・飼い主様にイキそうなのはばれている。


「仕方ない家畜だ。」

態勢を変えられ、両足を大きく広げられて今度は飼い主様が僕に覆い被さる。

そのままガツガツと肉穴の奥を突かれ、僕はもうどうしようもなくなる。

恥ずかしい顔をじっと覗きこまれ、それだけでイキそうになる。



「あああああああ!!!○○様!!!!」


たまらずに叫ぶと、バチンと勃起したクリペニを指で弾かれた。


「ぎゃあああ!!」

首を横に振るともう一度バチンと弾かれる。


「ううううう・・・っ・・・」


何度も弾かれ、奥を突かれ、顔を覗かれて意識が遠のく。

「次はこれだ。」

そんな僕の目の前で、飼い主様は両手を使ったクリペニを弾くポーズをしてみせる。


「あ、あ、・・い・・・いや・・・・」


それがどれだけの痛みを伴うかわかるから、僕は首を横に振り続けるのだが
僕は飼い主様からは逃げられない。


「嫌」と言うぐらいでは飼い主様の決定が変わる事もないのに・・・


散々弾かれたクリペニに強烈な一撃。



「!!!!!!!」


言葉もなく奥歯を噛んで耐える。



痛みに歪む顔。










飼い主様の大好物。








案の定、僕の肉穴の中で飼い主様のおチンポ様は大きさを増し
より堅くなって僕を貫く。



「はひ・・ぁ・・・あ・・・・飼い主様・・・壊して・・・」



ぐちゃぐちゃという卑猥な音。
僕の頭の中までかき混ぜられているよう。



「壊したら次に使えなくなる。」



あ、あ、あ、あ
あ、あ、あ、あ、あ・・




昇りつめる中




飼い主様は僕を覗きこむ。


「イキたいんだろう?」


ーは・・・はい!!!イキたいです!!




「服従を誓うか?」


ーはい!!絶対服従を誓います!!!




「ではイケ!家畜!」



それまでのピストンがどれほど抑えたものだったのか・・・
両足を押さえつけられ、体を折曲げられて

中心を抉るように突き刺さる飼い主様のおチンポ様に、あっという間にいかされてしまう。


「あああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!イクイクイク!!!!」

「もっとだ!」


「○○様ぁ!!!イク!!あああああぅ・・・!!!イクーーーーっ」


何度もいかされ
呼吸もままならない。

ひきつる呼吸の隙間に、肉穴から抜かれたおチンポ様が喉奥を塞ぐように入り込み

頭を掴まれて喉奥を突かれたかと思うと
飼い主様の精液が注がれた。



口の中で蠢く、飼い主様の脈。




ドロリと食道を流れ落ちる飼い主様の精液。



僕は飼い主様の性処理肉穴。



どんな使われ方でも
使ってくださるのが嬉しくてたまらない。

飼い主様に鍵をかけていただいた首輪をして
飼い主様の事だけを考え

飼い主様を待ち続け

そして「性処理」に使っていただく。




そんな二日間。
二日分の精液を注がれた

幸せな精液家畜。



飼い主様のモノ。











飼い主様が部屋を出られる時
僕はまた・・思わず抱きついてしまった。


今年はこれが最後とわかっていたから
飼い主様の手を離した途端に不安になるから

全身で飼い主様を感じたかった。





「また会える。」







そう言って飼い主様はドアの向こうに消えた。




僕は

今起こった全ての事が夢でない事だけを祈って



長く長く長く

雨が上がった街を静かに眺めていた。

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DATE: 2009/12/14(月)   CATEGORY: ぼくのなみだ
脈と鍵
もうすぐ部屋に行くから、準備して待っていなさい。











飼い主様からのメールを受けるより先に
飼い主様の到着1時間前には準備は整っていた。



土曜日深夜(正確には日曜日午前0時)

その日の指定は飼い主様がずっと希望されていた「セーラー服」

紺色の長そで。
ラインもリボンも赤。

首には普段から着けるのが当たり前になった鍵付きの首輪。
すでに皮も馴染んで、ぴったりと首に巻きついている。


メイクはいつものゴスより控え目。それでも唇に垂れ落ちるほどのグロスを。
飼い主様がいつ来てもいいようにグロスは何度も何度も塗りなおされ、いつでも唇はいやらしいほどに濡れていなければならない。




僕は

飼い主様専用の性処理肉穴。



今回ほどこの言葉が身にしみた事はない。





椅子に座りただただ飼い主様を思い、じいっと待つ。

肉穴には命令された通り夕方からずっと微弱で動くローターがある。

じっとしていると足がカタカタ震えているのがわかる。

足元は以前に飼い主様からプレゼントされた「ルーズソックス」


気づくと踵を上げてつま先立ち。
ぎゅうと足を閉じてじわじわ腰からくるローターの刺激に酔う。



もうすぐ・・


それが1時間なのか15分なのか、1分なのかわからない。



「飼い主様・・・・」


呟いて、狭いホテルの部屋、机に伏して
ぎゅうと手のひらを握れば用意した香水がぷんと鼻をくすぐった。





ノックもなし。
でもドアの外に人の気配。


ロックを外す音がして



夏から2カ月半ぶりに飼い主様に触れた。




飼い主様はベッドの上。僕は床の上。
定位置に収まった僕は、飼い主様を見上げてようやくあちこちに散らばっていた不安をかき集めて消し去る。

何の不安もない。
嬉しくて嬉しくて嬉しくてたまらない。

すぐに足元に縋る。

飼い主様の体温を感じる。



この人に・・・・・







飼われてるんだ。
僕はこの人の所有物なんだ。

この人の性処理の為に僕は生れたんだ。

ああああああああ・・・・○○様・・・・・!!!!



いつもの「想像」や「自己暗示」ではない、自分の「飼い主」を全てを細胞にまで浸透させる為。


飼い主様に縋ってそんな事が出来る贅沢。
リアルでなければ出来ない事。ここに来て本当によかったと思える時。






「家畜。」


ーはい!!



顔上げると飼い主様がじっと僕を見つめている。







僕はどんな顔をしているんだろうか?
嬉しそう?それとも泣きそう?

ちゃんと飼い主様に会えて嬉しい!って表情に出ている??





「よく来てくれたね。」







ーはい!!!



家畜が・・・飼い主様の傍にいるのは当たり前。そんな言葉・・本当は勿体ない。
飼い主様に望まれれば僕は何処でも行く。何でもする。

何の犠牲も惜しいとは思わない。

でも、距離やタイミングという時間の接点は現実を生きている以上難しい。

だからこの言葉が僕には響いた。

何時間も待っている。沢山の準備をした。

ここに来るまで、いや・・ここに来てからも尚、不安を山のように背負って、ブルブル震えてパニックにならないように歯を食いしばって
「大丈夫、大丈夫・・大丈夫」と呪文のように唱えて、まだすぐ泣く癖は直らないけど・・・

下手くそながらも「待て」がようやく出来るようになった家畜。

「大丈夫。パニックにならなかった。」

そうずっと言い続けたけど、いつも本当はギリギリでパニックを回避している。
そんな僕の事なんか飼い主様が全てお見通しで、全て汲んでいるからこそ飼い主様は僕にこう言ったのだと思う。



そんな事言ったら僕はすぐ泣くのに。







飼い主様こそ


疲労でヘトヘトで、ハードな仕事で神経もすり減ってるのに
ここに来て下さった。





ああ、この人の家畜でよかったと思える。






心の底からそう思う。







「ちゃんとセーラー服を着ているね。ちゃんと立って見せて。」


立ち上がって360度ぐるりと回って姿を見せる。
セーラー服は飼い主様の希望。しかし、飼い主様の希望は僕の希望でもある。

ちゃんと好みになっているだろうか?似合ってるだろうか?飼い主様の前で回りながらも不安はつきない。


「うん。いいね。似合ってるよ。」



安堵するセリフ。

「ありがとうございます。」


そう言って、今度は椅子に座り直された飼い主様の足元に座る。


次の命令は・・・・

そうこの日までディルドで懸命に練習したおチンポ様へのご奉仕。


「わかってるね?前より下手になっていたり、気持ちよくなければ放置だからな。」


ーはい!!!!


そんなのは絶対に嫌だ。放置はもちろん嫌だけれども・・・
それより何より、飼い主様へちゃんとしたご奉仕が出来ない家畜なんて・・・

そんな家畜を飼う価値は「無い」

僕が一番恐れる事。
だから毎日練習した。

何度か飼い主様に言われた「ご奉仕の仕方」を繰り返し繰り返し思い出しながら・・
ディルドでひたすら練習に励んだ。



目の前に差し出された飼い主様のおチンポ様。

いつものようにむしゃぶりついて、がっついては駄目だ。
どこまでも丁寧に。

両手でずっしりとしたおチンポ様をもって、舌を下から上へ這わせて舐め上げる。
ゆっくりと丁寧に。

飼い主様のおチンポ様にご奉仕させて頂けるのが嬉しくて・・・勿体なくて、それでいておチンポ様が好きで好きでたまらない。

口に含んでもしっかりと舌で転がし、口の中の隅々まで使ってご奉仕する。
おチンポ様に喜んでいただけるように、指も顔も唇も使える所は全て動かす。

咥える時はなるべく大きく口を開けて、歯が当たらないように唇でカバーする。


喉の奥までぐうっと咥えこんで、唇をすぼめて顔を上下に。口から離すと透明な涎が糸を引いて・・・もちろん、家畜の涎は家畜自らすすり取る。
舌で舐めとって、唇でズルズルと音を立てて。



みるみる大きくなる飼い主様のおチンポ様。

「いいぞ。」

椅子にゆったりと座って、家畜のご奉仕を堪能して頂ける喜び。

「上手くなったね。」


ーゴオオ・・・


ご褒美はもちろんイラマチオ。

飼い主様が僕のご奉仕で興奮して下さった証。


先端で喉が塞がれ、呼吸もままならない。
鼻で呼吸をし、必死で口を開けると粘りの強い唾液が流れ出る。

飼い主様のおチンポ様に喉の粘膜を削がれる喜び。

ーアガアアアア・・・


「ああ、気持ちいい。性処理に使ってやるからな。」



食道がヒクヒクして異物を吐き出そうとしている。涙が滲みでてひどい顔になる。

それでもおかまいなしで、使われる。
穴として・・性処理のただの肉穴として。



ージュプ・・


無造作におチンポ様が口から抜かれ、勢い余って前のめりになった。

崩れた姿勢の僕を飼い主様は首輪をつかんで態勢を変えさせる。
うう・・と短く呻くと、ベッドに座り直した飼い主様から「服従!」と声が飛んだ。


慌てて足をM字に開脚し、肉穴を左右に思いっきり広げて飼い主様に晒す。




ご奉仕だけで大きく膨らんだクリペニ。
びちゃびちゃになり、ヒクヒクと蠢く肉穴。

微かに震えているのは中にずっと仕込まれたままだったローターの振動。




「もう発情してるのか?はしたない。」


ーああ、はい!・・ごめんなさい。


「仕方ない。家畜だからな。ずっと疼かせていたのか?」

ーはい!ずっと・・・ずっとおチンポ様が欲しくて疼かせていました。

「誰のチンポでもいいのか?」

ーい・・・・嫌です!飼い主様のおチンポ様だけです!!!


「そうだな。専用の性処理肉穴だからな。」


ーはい!ハルは飼い主様専用の性処理肉穴です!!


服従のポーズを取ったままの僕に飼い主様が近づく。
くいっと首輪を引かれ、ベッドの上まで引きずり上げられたかと思うと、僕はベッドに上半身を乗せた状態で飼い主様に押さえつけられた。

ぐるっと僕の後ろに回った飼い主様。

突き出す格好になった尻のスカートをめくり、肉穴に納まっていたローターを抜き始める。


ーああ、あ、ああああ!!


「犯してやる。」





肉穴の奥にある内臓を突き上げるように、飼い主様のおチンポ様が僕の中に侵入してくる。
それだけでイキそうになってしまう。

ーひい!!


肉壁をこすり上げ、内臓を抉るように何度も出入りを繰り返すおチンポ様。

「いいオナホールだ。気持ちいいぞ。」


ーあああ・・・あー!!

思わず叫びそうになるが、この家畜小屋の実態はビジネスホテル。
声を漏らさないようにベッドに顔を伏せる。


はぁ、はぁ・・はぁ・・・・・・

呼吸が熱い。



「○○様ぁ・・・」

情けない声を出すと、さらにベッドに押さえつけられ丸出しになったケツをぴしゃりと叩かれた。


僕は飼い主様の性処理肉穴。
飼い主様に気持ちよく使っていただくのが使命。

ガ、ガ、ガと乱暴に揺すられても
僕の事なんか一切見ていなくても

痛くても、情けなくても

泣いても、叫んでも、呻いても
僕の都合など一切無視で、飼い主様が使いたいように使う性処理の道具。



肉穴をぐりぐりとこじ開けるようにかき回すおチンポ様に、声なくシーツをつかんで背中を反らすと
飼い主様はそのまま僕を後ろから抱えあげられた。


ー!!!!


衝撃が内臓にくる。
飼い主様のおチンポ様に突き刺された家畜。

何度も何度も下から突き刺されて、その度に脳天まで痺れがくる。


は、は、は、はあ、あああああ





カクンカクンとおチンポ様を軸に揺れる肉人形。

先端で押さえつけられた内臓の入り口から溶けだした脳みそが垂れ落ちる。



はああああああああ・・



蕩けた僕では飼い主様は面白くない。
飼い主様の好みはいつでも苦痛に歪む僕の顔。





ああああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!

叫びたかったが
声を出せない。

奥歯を噛んでじっと耐えた。



飼い主様が僕の腕を噛んだ。

電流に撃たれたような衝撃に口から涎が垂れる。
そこからジワジワジワとまた嬉しさがこみ上げ、胸がいっぱいになっていく。


飼い主様!!飼い主様!!!!おチンポ様!!○○様!!!!


離れたくない。もっと使っていただきたい。

僕は飼い主様の家畜です!飼い主様専用の性処理肉穴です。





飼い主様の所有物です・・・・・っ!!!!!!!





言葉に出来ず
肉穴を締め付けるだけが唯一の手段。

惨めな家畜の精一杯。

だって嬉しすぎるから・・・



「出すぞ。肉穴に精液を注いでやるぞ。」


ーはい!!お願いします!!!!




欲しい



欲しい







欲しいいい!!!
飼い主様の精液・・・・あああああああ・・・・・欲しいいい!!!!!!!!!!!!!







ぎゅうと締め付けた肉穴で飼い主様を感じる。
家畜にとって大切な飼い主様の精液を感じたいと、神経を肉穴に集中させる。



がっしりとつかまれた体で、じっとして飼い主様を感じる。




ドクドクドクという脈。
続いて・・・飼い主様の体温が僕の中に吐き出された。




あ、あ、あ、あ・・ああああああああああああああああ・・・・・







飼い主様に使っていただいた喜び
飼い主様に精液を頂けた喜び

何もかもが嬉しくて

いつまでも肉穴をヒクヒク動かしてしまう・・・家畜。







終わってからも僕は飼い主様の足元にべったりだった。

「本当に家畜だね。」

そういって足で僕を転がす飼い主様。


「首輪を見せて。」


リアルでちゃんと首輪を見ていただいたのも、この時が初めて。
この首輪で飼い主様と繋がっている。大切な大切な首輪。


じっくりと手に取って眺めた後、飼い主様は僕を呼んだ。


「おいで。」




椅子に座った飼い主様が、直に僕に首輪をしてくださる。
頻繁に会っている主従関係の方々は、当たり前すぎる行為かもしれないが

距離のある飼い主様と僕ではたったこれだけの行為が難しい。
たったこれだけが意味のある事になっていく。

飼い主様の指が僕の首に触れ
金属の擦れる音がして

最後にガチャリと鍵をかけられる。



嬉しくて感極まって・・・それだけで泣きそうになると、飼い主様が「泣くな。」と先手を打った。
(ごめんなさい。これを書いている今も泣きそうです。)





これで僕は飼い主様のモノ。
正真正銘の所有物。







飼い主様が部屋を出る直前
僕は用意してきたお土産(何かはやっぱり内緒・・笑)と




「首輪の鍵」


をそっと手渡した。





この鍵がマスターキー。
そして僕が持つのがスペアキーだ。

でも・・心のどこかで「鍵を受け取られなかったらどうしよう。」という不安があった。



だから、最後の最後まで渡せなかったのだ。




「あの・・・」と自信なく鍵を差し出した僕に
「それがないと困るでしょ?」と飼い主様。


「いえ!僕はスペアが・・・」


何の言い訳をしようとしていたのか・・・


「そうじゃなくて。その鍵は飼い主が持っていないと困るでしょ?」




ー!!!!!



僕からすっと鍵を取り上げた飼い主様。






あ・・・・






いつでも僕の心配は裏切られる。

「はい!!!」


飼い主様に首輪をされ、鍵でしっかりと繋がれた家畜。


笑顔で飼い主様を見送った僕は

「やったあああああ!!!」と心の中で叫びながら


ベッドの上に思いっきりダイブした。


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DATE: 2009/12/03(木)   CATEGORY: ぼくのきもち
4/37
結果から言う。

土曜日の夕方5時に飼い主様の住む街に到着した僕は
月曜日の朝6時に発つまで37時間そこに居て

4時間飼い主様と共にいる事が出来た。


土曜日に2時間(正確には日曜日の午前0時~2時)
日曜日に2時間(正確には日曜日の午後11時半~月曜日の午前1時)


きっと家畜としてはご法度だろうけど
飼い主様と対面して嬉しさのあまり抱きついてしまった。



これはいつもの車での対面だと出来ない特別な事。


ホテルの一室は簡易の家畜小屋。



小さな窓一つ。

土曜日の夜はそこから月を眺め

NEC_0024.jpg



日曜日の夜はそこから行き交う車を眺めた


NEC_0026.jpg




1人で座り、1人で街を歩き
1人で起きて、1人で寝て、1人で食事をした。


ここに居る間は純粋に飼い主様の家畜でいられる誇らしさで
いくらでも「待つ」事ができた。


出発前、きっと「長く待つ事になるだろう」という変な「確信」があり
退屈しないだけのアイテムは揃えてきた。

100曲入りのipod。
新書が二冊。

後は落書き程度に文章を書きつづったノート。


だが、それらの出番はそれほど多くは無かった。


出発前に感じていた「待つ事への不安」は、飼い主様の住む街に降り立った時には半減されていたからだ。



右も左もわからない街。
頼るのは飼い主様だけという状況が僕を安心させる。

物理的な距離が縮まれば、遠く離れた不安など湧きおこるわけもない。


後は「待つ」だけ。
ただひたすらに「待つ」だけ。


結果としての4時間だが・・・僕に課せられた「性処理肉穴」という存在意義は、飼い主様の射精という約10秒ほどの時間が全てだ。

その為に僕は2か月半も準備に準備を重ね
多額のお金を払い、遠くまで移動してきた。

そのどれも惜しいと思わない。

それどころか、飼い主様の性処理の為に30年とちょっと・・・今の今まで生きていたのだ。


待って待って待ち続けて今がある。




そりゃ、もっと長く側に置いて下されば
そりゃ、もっと幸せに違いないけど

いくら飼い主様の住む街にいるからって
不安が半減されたからって・・・「待つ間」の不安全てが消えてしまった訳ではないけど。


それでも1人。

ホテルでぼんやりとベッドに座って1人。



37時間。

あれやこれやが折り重なって、家畜小屋で飼い主様を待ちながら・・・・
ただじっとして一言「寂しい」と

不安でもなく
疑うでもなく

恐れるでもなく

素直に心から思えたのは奇跡に近い。





僕は間違いなく飼い主様の家畜。
飼い主様を待つ所有物。




飼い主様が僕をここにポツンと置いたにすぎない。






37時間は4時間の為にある。

飼い主様が性処理に使う為だけに・・・・・




用意された僕。


ちょろちょろと読み進めた本は日曜日の夜には2冊目に突入。
ipodの曲も60曲を数えた。

1人で街を歩けばどこに行っても「女装子」と間違えられる。


でも、それはそれで嬉しい。


飼い主様の好みにカスタマイズあれた僕は、そうでなくとも目立つゴスパン。首には鍵付きの首輪。
日曜日はスクールゴス。足元はルーズソックス。ミニのスカートの下はもちろんノーパン。

皆が振り返って当然。


地下鉄で、地下街で、横断歩道の真ん中で

何アレ?

突き刺さる視線に「僕は飼い主様の家畜です!」と宣言しながら歩いているようで、本当に誇らしい。







「待ちます!いくらでも待ちます!」そう言った言葉に嘘はない。
僕は待ち続ける。


そして

「性処理に使うから、準備をして待っていなさい。」

そう言った飼い主様の言葉にも嘘はない。
本当に僕に会いに来てくれた。




これでもし1分しか会う時間がないよ。と言われても
僕は喜んで同じだけの準備をして飼い主様の元へすっとんでいく。


抱きついて「はい終わり」でもいい。
ビンタを一発食らうだけでもいい。


飼い主様がそうしたいと思うなら、僕はそれに従うだけ。


それが所有物。
それが・・・家畜。







ただ、本当に飼い主様には悪い事しちゃった。


めちゃくちゃハードなスケジュールを無理やりこじ開けて4時間も時間を作ってくださったから。
おかげで「すでにお疲れ」なところを「もっと」お疲れにさせちゃったけど・・


本当にありがとうございます!!
心から感謝しています。



家畜小屋は意外にセキュリティの厳しい「ビジネスホテル」

その網を掻い潜って
僕と飼い主様の「逢瀬」は始まる。




「もうすぐ部屋に着くよ。」



飼い主様からのメール。



僕は持ってきた香水を一滴

手首に垂らした。





※追記

下の記事で飼い主様の「匂い」に気がついたご褒美に
飼い主様の使ってらっしゃる「何か」の正体を教えていただきました♪

これからはその「匂い」包まり、首輪をつけて飼い主様を側に感じ続けたいと思います。
ほんとに嬉しい!!

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DATE: 2009/12/01(火)   CATEGORY: ぼくのなみだ
準備をする
夏に飼い主様に「性処理肉穴」として使っていただいてから数カ月。

再び、飼い主様に使っていただく予定の日が近づいていた。

今回は、飼い主様の住む街に二泊。


準備は、前回飼い主様とお会いした直後から始まっていた。



まずは、首輪。
これは以前にここで記事にもしたから皆さんご存じだと思う。

普段使いの細さで、鍵付きの拘束首輪。(\5,400)
鍵はもちろん南京錠。(\105)


次に用意したのは髪型。

前回お会いした時にはすでに飼い主様との相談のもと決められたスタイル。
縮毛強制でストレートに伸ばした髪。カットの仕様も飼い主様の好みを追及。(\9,800)


そして出かける服の用意。

中性スタイルも飼い主様が提案。
中性スタイルにいまいちこれ!という路線が決まらなかった僕は、飼い主様の提案にもちろん合意。

そうでなくとも元々好きだった「中性ゴスパンスタイル」路線でアイテムを揃えてきたのだが
やはり「秋・冬」となると新たに買い足さなくてはならないものが増えてくる。

ネットの「ゴス系古着屋」「ショップ」を毎日チェックして上下二日分の服を購入。(\24,000)

ただ、ネットで売ってるままに着たんじゃ自分に合わない。
普段に着る毎日の組み合わせを考え、自分の今持っているものとの兼ね合いなども考え、近所のショップでまたまた買い足し。(\6,000)

それに合わせた靴、靴下、アクセ、バッグ、帽子、小物などなどをネットやショップでさらに買い足し買い足し。(\15,000)

もっと飼い主様に喜んでいただきたい僕は、かねてから飼い主様が希望されていたセーラー服も購入。(\3,000)



服に凝るのは飼い主様が何をなさるのも着衣が前提だから。
普段から「ゴス」路線を貫くのは、僕が何時でも何所にいても飼い主様の家畜だから。

服は僕と飼い主様にとって、とても重要アイテム。
しかし、服を揃えるだけが準備ではない。

ゴスでもパンクスでもそういった服を着こなすには、細身の体が必要。

そうでなくとも胸の手術後5キロほど体重が増えてしまった僕にとって減量は最優先されるべき使命。


まず、コーヒーに砂糖を入れるのをやめる。
1日3食は必ず食べるが、1食あたりの摂取カロリーを300Kcalに抑える。

それで普段通りの生活をするのだが・・・

僕の普段というのは朝6時半から3~6時間ほど肉体労働をした後、夕方5時まで(今は6時まで)デスクワーク。
移動は電車と自転車。駅のエスカレーターは使用禁止。

食べて満足の脳を食べると「捨てられる」恐怖に置きかえ、食べない満足をひらすら追う。

しかし、ただ減量すればいいわけではない。

華奢な体を作るには腰まわりのお肉は厳禁。

そこで骨盤を引き締め、整える体操を毎日行う。
それだけでは飽き足らず、内蔵を揉みこんで機能を活性化させ新陳代謝をあげてスッキリとした腰回りを作る。

こうしてマックスから7キロほどの減量に成功。

おかげで購入した服はどれもピッタリ。
鏡を見ても、腰は華奢で肩幅はぐうっと張った中々いい「男子」スタイルが出来あがっている。



さて、服を着るにはまだまだ準備がいる。


普段はパンツスタイルなのでさほど気にすることもないが、飼い主様の前ではほとんどが女装の為「足」を出す事が多い。
確かに大部分がニーソで隠れてしまうのだが、ニーソからはみ出した毛なんぞは目も当てられない。

そこで足の毛は徐毛するのだが、このタイミングを宿泊から逆算して行わなければならない。

やはり足にあたった時に「ジョリ」っとした感触はさけたいので、徐毛後に使うスキンローションも吟味。(\980)

すべすべして少しでも使い心地がいいように。
ずっと使っていただけるようにするのが家畜に出来る準備というもの。


そういった意味でいうと逆算して行うのは徐毛だけではない。
ホルモンの調子が整ったタイミングで飼い主様に使っていただきたいので、ホルモン注射をする日も宿泊の日から逆算。


そして・・・・・




最後。




今回の準備のクライマックス。



それは




「匂い」






五感と記憶はとても密接な繋がりがあって
中でも「匂い」は「記憶」を正確に呼び覚ますのだとか。

そうでなくとも僕は「匂い」には敏感で・・・



実はこんな事があった。




以前に飼い主様に使っていただいた時に嗅いだ飼い主様の「匂い」
それが服の「匂い」なのか、ホテルのシャンプーの「匂い」なのか、飼い主様が使ってらっしゃる何かの「匂い」なのかわからない。

でも、それと全く同じ匂いを大阪の難波・・・地下街の雑踏の中で嗅いだ。

瞬間に呼び覚まされた飼い主様の感触や、その時の思いや行為全て。
すかさず立ち止まり飼い主様の姿を探す。


あっちを見て、こっちを見て「飼い主様!!」と心の中で叫んでみる。

しかし、いくら見渡してもここは大阪・難波の地下街。
行き交う人の顔をいくら覗いたって「家畜!!」と僕を呼んでくれる声などしない。





居るはずもない。



それは「匂い」が見せた幻。




でも、何よりも強烈だった。
一瞬嗅いだ「匂い」でだけであんなに鮮明に飼い主様を思い出すなんて思いもしなかった。




だから

今回『これ』を準備する事に決めたのだ。






香水。




飼い主様の記憶に僕を刷りこもうというのではない。
僕が飼い主様との全てを記憶に閉じ込める為。

「匂い」を嗅ぐ度に飼い主様を鮮明に思い出す為。





幻でもいいから・・・飼い主様を傍に感じたい。







普段僕が使っているのはANASUIの『シークレットウィッシュ マジックロマンス』
爽やかだが、ANASUI独特の深い甘さがある。


しかし、普段の香水を持ちこむべきではないだろう。他を当たる事にする。


ゴスパンならVivienneWestwoodの『ブドワール』かと思ったが、これはかなり癖がある匂いなので、飼い主様が苦手だといけな

い。


もう一つ候補にしたのはSalvadore Ferragamoの『インカント・ヘヴン』だが、思ったりよりも健全な(笑)甘い香りだったので、何だかイメージに合わない。




やっぱり・・

これにしよう。




angelheartの『LionHeart』


瓶は「青いハート型」

ハート型なのに赤ではない所がいい。青く、青く・・青く・・・


匂いも穏やかに甘い。主張しない。
ユニセックス仕様だから持ち歩きもできる。




これに決めた。



こうして準備は着々と整っていった。

飼い主様はどうしたら喜んで下さるかな?ああかな?こうかな?これは好みかな?
こうした方がいいっかな?こっちかな?

考えてながら日課となったディルドでの口奉仕の練習に励む。



もっとお気に入りになりたい。
もっと使っていただきたい。

もっと・・・・もっと・・・・飼い主様の好みに変わっていきたい。



もっと・・・




飼い主様に会える。
飼い主様に触れられる。


それは値段がつけられない幸せ。
何かのコマーシャルじゃないけど「プライスレス」


期待は否が応でも大きくなる。



だが、宿泊の予定となっていた日が近づくにつれて飼い主様の仕事がどんどん忙しさを増した。
予定の2週間前から徐々に忙しくなりはじめ、疲労と体調不慮が重なり、連絡もままならない。

無理と無茶で日々消耗されていく飼い主様を見ながら

どこかで「今回は諦めなければならないかも」と覚悟を決めつつあった。

期待しちゃいけない。負担をかけちゃいけない。迷惑をかけちゃいけない。邪魔しちゃいけない。

そうやってセーブしようと思えば思うほど、飼い主様への思いが膨らみすぎてしまう。
結果、妙に暗いメールを送ったり、逆に白紙に近かったり、3行のメールに30分以上も悩んだりしてしまう。


1週間前になると、膨らみすぎた思いは僕の手には負えず、もうどうしていいやらわからなくなって、飼い主様へのお土産(何かは内緒)を作りながら泣く事が多くなった。


「諦めなくちゃならないかも」は「それでも行くと決めたからには全てが無駄になっても行くんだ!」という覚悟に変わり
飼い主様に呼ばれてもいないのに、のこのこと「使ってください」なんて強行に宿泊を決めた自分を恨んだ。

そう、全ては僕が悪い。


何もかもが自業自得だ。



メールがないのは忙しいのが理由ではなくて僕に魅力がないからだ。
だから準備もこれでもか!と手をかける。準備しても準備しても満足しない。

まだ何か不十分なんじゃないか。もっと出来る事があるんじゃないか?



でも・・・それが何か、見つけられないまま




時間は確実に「その日」を運んでくる。



以前に使っていただいてから2か月と半分。






いよいよその日。

僕は夕方の新幹線に乗る為、準備したすべてを鞄に詰め身にまとい
「不透明で崩れそう」な不安を押し殺して、新大阪の新幹線ホームに立っていた。

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