I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2012/11/29(木)   CATEGORY: ぼくのなみだ
ルポルタージュ (中)


双方向での携帯動画通話。携帯の檻でご主人様の姿を見た時の衝撃。
凛の姿をじっくりと眺めて下さって

あああああああああああああああ・・・・勘違いとは知っても、すぐ側に感じてしまう。

「だらしない顔だねぇ」

ご主人様が見て下さったのは、ご主人様の性処理便器となった凛の口。

だらりと伸ばしたその舌の中央に光るピアス。


「あ、色が違うね。変えたの?」


ご主人様にご奉仕するときは金属のバーでシリコンのハーフボールがくっついたものを装着するが、
小屋で「待て」をしているときはクリアなシリコンボールに柔軟性のあるシリコンの軸のものを装着している。

その変化を一番に指摘されたのが嬉しい。



ご主人様の快楽の為だけの装飾。


「はいご主人様ぁ・・」

実際には舌を出しているので、そんなに綺麗な発音ではないが・・
涎を垂らして喜んで腰をふる。



「じゃ、今度から奉仕用に金属のピアスをつけろ。とか色々出来るわけだ。」

ああ・・・

そんな命令なんて夢のよう。
ご主人様の意思のあるものでなければ「そこにある」意味が全くない。




凛を含めて。


そのひとつひとつが重要な鎖。


一見すると、凛の持ち物もご主人様との共通が増え、共有しているものもいくつかあるという状態に見えるが
実際は「全てがご主人様のもの」だから明確な線引きはない。


ね。

だって凛の「生きている」だって、ご主人様に付随したペラペラだから
勝手に「存在している」なんて勘違いをしないように

しっかりと繋がれる必要がある。





ご主人様宿泊の数日前から、寸止めを日付分行う準備が課せられる。

本当なら興奮すると、生理が近くなり危ないのだが、拒否権のない凛にご主人様の言葉は絶対。


肉穴を掻き混ぜ、追い込んで
ふと刺激を止めて肉穴のヒクヒクという浅ましい動きを指で感じ取る。

家畜。
ご主人様の性処理便器であること。


「ああ・・・・・・・・・・」

ヒクヒクという動きが止んでも興奮は止まらない。
発情と禁断症状は、ただご主人様を思うだけで気を失いそうな高ぶりを生んでしまう。

だから、少し擦っただけで揺らしただけで
あるいは触らなくても、イクまで達してしまう。

腰をふるだけで・・


「ああああーああああああああ・・・・」

またほら、涎が垂れる。


ご主人様ぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

渦巻いて上昇していく発情と興奮は一定のレベルを超えると、凛から眠気と食欲を奪い。
本格的な覚醒状態へと導く。
眠る時間はどんどん短くなり、いつもお腹いっぱいの状態。
ちゃんと疲れているし、食べていないというのが解っていても


ご主人様の命令に服従できてご主人様が楽しんでくださるなら、どちらもそれほど重要ではない。

ご主人様が眠くて寝る、疲れて休むのは当たり前だが
家畜は眠くとも疲れていても、ご主人様の命令に従うのが当たり前。



ぼーっとしているのは寝不足じゃなくて
ご主人様への思いでいっぱいになっているから。発情して止まらなくなっているから。



「ふふ。狂っておきなさいね。」



ご主人様は、凛を閉じ込めた檻を覗いてそう言ってくださった。




狂う。
狂えばご主人様にずっとずっと飼っいただける。

デカクリの勃起をぐりぐりと押しつぶして、足をひねって刺激を重ねる。
背中から這うゾクゾクとじわっと染み出る発情汁。
お出かけ先でもご主人様からお電話があれば、触らずともビクビクと快感に震えて
トイレに駆け込んで、肉穴を弄りながらお漏らしを飛び散らせる。


完全に堕ちた。


ご主人様の家畜。

もちろん、小屋は掃除機をかけてあちこちを拭き整理整頓、温かい飲み物やお泊りセットの準備、お布団は乾燥機でホカホカに温めて
すこしでもご主人様に快適に過ごしていただきたくて

たった数時間でも、ここでお休みくださるから

だって、やっとこの小屋に・・・・
主である人物が戻ってきてくださったから。



あううううううううううううう・・・・


ご主人様到着1時間前。



凛の肉穴には動いていないままのローターが埋め込まれていた。


「串カツが食べたい」


ご主人様のご希望を全て叶える為の家畜。

到着は午後11時で、その時間でも美味しく串カツを食べられる場所を
小屋からそれほど遠くもない場所で探し出す。

狙いを定めた店名をご主人様に告げ、OKを頂いていた。


「家畜。」

触れたのはご主人様の車の中。それなのに、車の外は「小屋の近所」というシチュエーションで
なんだか頭が混乱する。

双方向での携帯動画通話。
携帯の檻でご主人様の姿を見た時の「それ」なんかくらべものにならないほどの強烈な衝撃。

あああああ!!!!

半分ため息だったものが一瞬で感嘆符に変わる。



「よし行こう。」


動かないままのローターのスイッチボックスはパンツのポケットに。
そしてそのスイッチボックスに入れるはずの電池は、鞄の中に。


はぁ・・ぁ・・・・・


歩くたびに
硬くてツルツルとした表面を、ヌルヌルの肉穴の壁が吸い付いて
異物感に身をよじってしまう。

ご主人様はそのだらしない家畜を連れて、ズンズンと進む。



小屋のご近所での散歩。もどかしいなどと訴えることも出来ず、ただモジモジと足を擦り合わせて歩く。
午後11時15分。


ここだと狙いを定めていた店は「臨時で早く閉めます」との張り紙が・・・

立ち止まったご主人様と凛。

何でこんな大切な時に・・・よりによって、今日、早く閉まっちゃうなんて・・・・・そんなぁ・・・
内心は穏やかではない。思いがぐじゅぐじゅになって膿となって出てきそうだ。



う・・・・・・・・・・・・・・・・


でもご主人様に喜んでいただく準備は、こんなこともちゃんと想定している。
こうなればプランBに変更するまで。

もし、プランBが駄目ならC、あるいはこの時はDまでは準備済み。

だから・・・凛がどれだけ怖がりで不安が高くて
「不確か」なことに怯えているのかわかっていただけると思う。


何が起きるかわからないから。
ささいなきっかけで180度違った「結論」を導くことになるんじゃないかと思う。
相当病的に。だから準備ばかりしているんだと思う。

一つの躓きが気持ちを冷ますことにもなるから・・・
「ご主人様の串カツ食べたい」が冷えてしまっては

今日が始まらない。


すかさず違う店を指差した凛。
「あの・・こっちも串カツなんですけど、こっちでもいいですか?」


ご主人様のお返事は・・・
「いいよ。」

そこでやっとゆるゆると安心を得て、歩き出した。



お店の中ではご主人様の気まぐれによって、凛は弄ばれる。
カウンターの下。

ぎゅうっと肉穴の辺りを強く握られるだけでニュルとした感覚に、ローターがゴロリと中で蠢く。

「!!!」

声が出せないまま、悶える。
カウンターには揚げたての串カツとキャベツ。

「・・・!!」

食事をしながらも、動かないローターを肉穴で舐め続ける家畜。
そしてお酒を飲むご主人様をじっと眺める。

いつもは車で移動だからお酒を飲むことはない。
これが2回目の「飲酒するご主人様」



嬉しい・・・・





途中でスイッチボックスに電池を入れる命令。
狭いトイレの中でズボンも下着も脱ぎ去ると、今にも発情汁と共に流れ出そうなローターがあった。

それをぐっと押し込んで、カウンターに戻ると
ご主人様がスイッチボックスの操作を始める。



ヴィー・・・・・・・・・・・・・・


低い唸りの音。身体の奥から震わされてうずきはどうしようもない所まで昇っていく。


ヴィー―・・・・

揚げたての串カツに満足。
凛は、上下どちらともの口をパクパクさせて、ご主人様の側。


「ああ、美味しかった。」


小屋までの道中。もう日付も変わってしまった時刻。
近くの商店街は灯りもすっかり落ちて、薄暗い。

パンツの上から凛のお尻にご主人様の手が伸びる。
股間を握られて、つんのめり
その反動でローターが後ろに倒れるように動き「ああああああぅ!!」と大きな声が出てしまう。

薄暗い商店街でもコンビニのある辺りはチラホラ人がいるのだが、
ご主人様はその中を凛の首輪にある鍵をぐいぐいと引いて歩く。

ヨタヨタとその手に歩かされるしかない家畜。

「うぁ・・・・・・・・ぅ・・」


ローターを埋め込めこまれた奇形家畜が首輪を引かれてご主人様と

お散歩。





信じられない時間。
ほら・・夢じゃないって、この小屋にご主人様が

来て下さった。



ふああああああぅ・・・ご主人様ぁ!!



足元にしがみついてご主人様の匂いを懸命に嗅ぐ。
ご主人様だあ!ご主人様ぁ!!!ご主人様ぁ!!!!ああああああああああああ・・・

もう思いも認知も小屋での2年という待ての期間もこんがらがってぐちゃぐちゃだ。

「待ちなさい。はしたない・・もう我慢できないのか?ん?」

うーーーーーーーーーーーーーうーーーーーーーーーーーーーうううーーーーーーーーーーー


小屋の床の上から見上げたご主人様。
ズボンから下着になれば、ご主人様の匂いがどんどん強くなる。

そしてぐうっと首輪で側に引き寄せられて
家畜はたまらず鼻を鳴らしておチンポの方へ・・

すると



バチン!!バチン!!


鋭いビンタが飛ぶ。
頭が一瞬チカチカしてそれから頬がジーンと熱くなる。

「そんなに簡単にしゃぶれると思っているのか?」

ごめ・・・・・んなさ・・・・・・・・・・い・・・
ご主人様ぁ、ご奉仕・・・・させてくださいぃ・・・



ジンジンジン・・頬が痛い。
ジンジンジン・・頬が熱い。

遠慮のないビンタが嬉しくて、嬉しくてたまらない。
ご近所に聞こえちゃったかなぁ。

虐待の家畜が居るってバレちゃったらどうしよう。
痛みで感じている変態だって・・・バレちゃったらどおしよお・・・・・


嬉しいようう・・・


凛はご主人様の家畜だから。


「仕方ないなぁ、ほら、これが欲しかったんだろ。」


ローターはまだ凛の中で唸っている。
お尻を上げると飛び出しそうだ。




「舌のピアスを有効に使いなさい。」


はひい・・!!!



家畜は這いつくばってピアス付きの舌を伸ばし、お尻を上げてクイクイと左右に振りながら
ご主人様のおチンポにだらしない顔のまましゃぶりついた。



つづく
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DATE: 2012/11/26(月)   CATEGORY: ぼくのきもち
ルポルタージュ (前)

始まりは、10月の名古屋で
宿泊の小屋からご主人様が一時的に出た瞬間。

閉められたドアの内側で


渦巻き高まり何もかもが開けっ放しになった凛という個体が
急に下がり始めた体温に上手くついていけず

激しくご主人様を求める。

まるで、行先のわからない下りのエレベーターに乗せられたような感覚で

「もうこれでご主人様とは会えなくなるんだ」

という非現実的な思いに支配される。
冷静になれば、そんな事は「まったくない」と思えるのだが・・・それはご主人様が離れると同時に自動的に陥る回路なので

その時はどうすることも出来なかった。

「今すぐ、もう・・もう一度、ご主人様に会いたい、触れたい!!」

扉を開けて部屋から飛び出し、廊下の手すりからご主人様の姿を追いかけて身を乗り出して
「ご主人様ぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

必死で叫びながら「今すぐ」にご主人様に触れたくて
大丈夫ほら、もう一度会えたから。と思いたくて

4階から真っ逆さまにご主人様の目の前のアスファルト目がけてダイブするプラン。

あるいは、すぐ横にある備え付けのシンク台の下の扉を開けて包丁。取り出したら、即座に切って、ご主人様に電話するプラン。



血を流さなきゃ
次が来ない気がする。





次があるという確信も約束もない以上は「終わりもある」という可能性を示唆していて
永遠とは真逆の「今すぐ終わり」という最悪の結果が「ほら、始まった」と言わんばかりに凛にまとわりつくから

それを振りほどくには
反則技を繰り出すしかないのだろうという焦りに変わるのだ。


だが、それは実行に移されることなどない。

床に崩れて1分ちょっと頭の中のシュミレーションはすでに血まみれの凛がのたうちまわっている。
その側にご主人様の姿はない。血を流しても「次は来ない」と知る。

馬鹿だ・・・。


前の記事を読めばお分かりだろうが、その日の夜にはご主人様と「お会いする約束」があった。
だから、この凛の頭の中で繰り広げられているシュミレーションがどれだけ馬鹿げているか。をお分かりいただけると思う。

現実検討能力も、ガタガタになってしまうほど
凛はむき出しでご主人様と過ごしているのだと思う。

そして、本気でご主人様がいなければ生きていけないを実現する。

生きていなければご主人様にご奉仕できないのに、ご主人様がいなければ「死の宣告」と同様の何かを体現化しなければ
存在しちゃならないという思い。


「生きていていいですか?」


ご主人様から禁じられているこの問いは
それでも尚、凛の中でずっとずっと刃となって残っている。

それが今、中から皮を突き破って飛び出した。


飛び出した刃は天井に突き刺さって、見えない血の雨を降らす。
その血にまみれて、ようやく凛は安心を得た。




「生きよう・・・」


そう決心しないと
立ち上がれない。



「ご主人様の為だけに生きよう」


凛が生きているという事は、ご主人様が生きているという事だから。
そんな風に思わないと、もう「生きる」すら無理なのだ。


凛が生きているか?よりもご主人様が生きているというのを感じられたほうが
ずっとずっと安心する。


だから10月のあの扉が閉まって、ご主人様の足音が遠ざかった時点が一つのはじまり。


その後の名古屋での出来事は、これの前の記事でご報告した通り。

夜になってお散歩に連れて行ってくださったことも
車の中で性処理に使ってくださったことも

ご主人様が生きているという証。
凛はそれに「付随するペラペラの生き物」だから、生きていて当然。

そしてご主人様と家畜というベースの上に立つ複合的でオリジナルな関係性が、
また一歩進化する。


「衣装がとてもよかったよ。切り刻みたくなった。」
「もっとひどく虐待してあげようね。」
「やっぱり、トイレで犯してやればよかったね。」
「野外で土足で踏んで欲しいでしょ?」
「蟲好きだよね?ゴカイがいいかな・・それとも冷凍コオロギにしようか。」


たとえばこれから・・

ご主人様が「凛が嫌がり痛がり苦しむ姿を見る」という目的を達成する方法として
アナル姦とか浣腸など今まで出ていないような事も採択される可能性はある。

ただ、ここは最大の難関で双方とも苦手なスカ要素が入ってしまうので
これまで可能性としてはかなり薄いだろうと感じていたが

前の記事に出ているように「ローションなしでのアナル姦」や
あるいはここには書いてこなかったが「浣腸してからの踏みつけ・腹パンチ」なども

きっとご主人様が「したい」と思えば、迷いなく実行されてしまうと思う。



「狂ってもいいんだ。狂ったらどうなると思う?」

ーうう・・・

「狂ったらどうなるか言ってみろ。」

ー・・・

ー狂ったら・・・・・







ーご主人様にずっと飼っていただける。



「そうだ。」




だからその為の毎日だ。
生きろ・・・



ご主人様との毎日。

今までそんな風に「はっきりと」言うことが出来なかった。


でも気が付けば、ご主人様との毎日なのだ。
繋がれている日常。

メール、電話、
IMが中心だが、パソコンの檻と携帯の檻

そして、今までは凛の様子を見ていただくパソコンのwebカメラだけだったのが、
今回双方向での携帯動画通話ができるようになった。


どこでも、凛の様子を知ることが出来るツールがあるという事は
完全に逃げられない檻の中にいることと同じである。


完全に「ご主人様との毎日」になった堕ちた家畜。


それはあまりにも「気軽」であまりにも「深くて」心地いい。

日常、それそのものが服従、隷属だから
「凛の生きている時間」もとうとうご主人様のもの。

枯れることなく湧き出る純粋なサディズムに生きるご主人様は
たぶん、誰しもがイメージを抱けない究極の「普通」の状態。

ご主人様の家畜100%でマゾの血を持つ凛。
これもきっと誰しもが想像もできないほどの「普通」の状態。

「普通」と「普通」が触れ合っているのだから「普通」でしかない。


確かに、凛の性別もご主人様と家畜という関係も「特殊」かもしれないが、
当人たちが感じているこの普通感覚が一番「特殊である」とは今まであまり気が付かなかった。


ただ日常は一定の物理的な距離を保ったまま、そのほとんどがなされるという事は
我々の中で大前提として横たわっている。
「ご主人様との毎日」になったからといって、物理的な距離が縮まるわけではない。

ご主人様の足音が遠ざかってから、一か月近くなって案の定禁断症状が現れはじめた。
あの時、血を流したはずの凛が再び刃を持って追いかけてくる。




次は12月。



その言葉だけが日常をきちんと日常として運んでくれた。
順に順に12月まで。

そこまでは辿り着く自信がある。
でも、それが終わったら・・・また真っ白になる。もしかしたら来年は1度も会えないかもしれない。
ほらやっぱり10月のあの時が最後で・・・飛び降りればよかった。切ればよかった。そしたらもう一度だけはご主人様に会えた。

非現実的なシュミレーション。


12月まで・・・・


大阪の小屋で繰り広げられる日常は「ご主人様との毎日」と「非現実的なシュミレーション」が折り重なり
上がったり下がったり、上がったり下がったり


メール、電話、
IMが中心だが、パソコンの檻と携帯の檻

パソコンのwebカメラだけだったのが、
双方向での携帯動画通話。


上がったり


今日も予定聞けなかった。
もう駄目かも、もう駄目かも、もう駄目かも、もう駄目かも、もう・・・・・・・・・・・・・これが最後かも。


下がったり

ご主人様からの頼まれごと、情報共有。

上がったり

ご主人様からの頼まれごと失敗。ご主人様の体調悪化。

下がってオロオロ・・・





ご主人様の体調回復。そして「11月にそちらに行くよ。」の言葉。


上がったり。




「11月に泊まるから」

















ーえ?





凛が「日常」を過ごす大阪の小屋は、決してご主人様と交わることのない点だと思っていた。
だから凛にとって、自らが動かないでご主人様に触れるなどという事は、到底考えていなかった。

確かに以前、1度だけ大阪の小屋に来て下さったこともあるが
どこかでそれは「特例」のような気がしていて、本来あってはならないと思っていたのだ。

ずっと前に「ご主人様は大阪の小屋にくるんでしょ?」と何人かに尋ねられたことがある。
S側がMの方へ通うのが当然のような口ぶりにものすごい違和感を覚えた。

そんなの誰が決めるの?どっちが動いたって正解も間違いでもないのに・・・。

その時、そんな風にモヤモヤとした気持ちになったのに
いざ自分が思いもしなかった「ご主人様が大阪の小屋に来て下さる」という事態になると

嬉しいやら、申し訳ないやらで「発情」と「禁断症状」がぐちゃぐちゃに混じってしまった。


ーご主人様ぁ・・・・



「なんだ?」

「ありがとうございますっ!」







ご主人様が生きている。
だから凛が生きている。



「ご主人様との毎日」という日常は変わることなく
順に順に廻り

大阪の小屋にご主人様を運んでくれた。








約2年ぶりに訪れた信じられない時間。
次回からたっぷりと内容をお届けします。

つづく
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