I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2013/01/10(木)   CATEGORY: ぼくのうた
ミニカーと望遠鏡のソワレ
望遠鏡が届いた。
12月の葬儀屋さんに新規で会員になれば安く葬儀場を借りられると言われ
俄かで会員になり、その特典で貰ったものだ。



12月初めの胸騒ぎと底なしの絶望感は
ご主人様に関することじゃなかったんだ。

気が付くのが遅かった。


常にご主人様だけを見ているから
こういう時に間違った判断をしてしまう。

ご主人様
馬鹿家畜で
本当にごめんなさい。



胸騒ぎの原因は身内の死だった。



世界が崩れた。
それは身内が亡くなったからという訳ではなくて

これがもし「ご主人様だったら」と考えると涙が出て止まらなくなった。

しかし、それが呼び水となってようやく身内の死を悲しいと思った。
そして同時に「ご主人様以外の事で泣いている」自分に腹が立った。
崩れた世界で右往左往する凛。
ご主人様にメールをすると「ついているから大丈夫」とお返事を下さった。


凛が存在するためには
ご主人様の鎖と鍵と檻が必要なのだ。
着替えよりも先に首輪を荷物に詰めた凛は、やはりご主人様の家畜として生まれたのだ。

人間のフリをする為には、まず家畜であることを確かめなければならない
奇形家畜のどうしようもなさ。

ご主人様のメールの後、凛はやっと「人間のフリ」に収まった。




その日からあまりにも慌ただしい年末年始が始まった。




大阪の小屋と実家との往復。


その中で
凛はあるものを探していた。


ご主人様の車と全く同じ車種のミニカー。
ご主人様から発売されていると聞いて、欲しくてたまらなかった。

「見つかった?」
「いえ、まだです。」

馬鹿家畜がご主人様に繋がれている証は沢山ある。
胸のピアスも舌のピアスも、命令されて買ったディスクトップも、色違いで同じスマホも

それはお互いが共通のものを持つという対等な意味合いではなくて
ご主人様の所有物だから「当たり前に」ご主人様と共通のものを持つという

凛にとって選択の余地はまったくない不自由が嬉しい。
ご主人様に繋がれているのが嬉しい。




「あ・・・・あった。」

数店舗を巡ってようやく見つけたご主人様の車のミニカー。
手にしてじーんとその重みを味わいゆっくりと握りしめる。

色もご主人様の車と同じ。



ああ、

ただそれだけでゾクゾクを抑えられずに
熱くなるのを感じた。


ご主人様ぁ・・・・・



手のひらにある重み。こんなんじゃ全然足りないけど
ご主人様を感じる。ご主人様に触れていられる手段。
心臓が鳴っている。

大阪の小屋で
ネット上の小屋に繋がれじっくりを顔を見られた凛。

だらしない顔。いつもの家畜の顔。ご主人様の家畜である凛。
どんな時も、どんな時も
この先何があっても。それは揺るぎがない。

しかし、この真実を誰が証明してくれるだろう。
いや証明してもらう必要はない。
確かさはご主人様と凛が「感じて」いればそれでいい。
魂だけになった時、それでもホカホカと温かい気持ちになれればそれだけが真実だから。

それでいい。




「家畜の顔をしているな。」

いつもの・・
それが本当の凛の顔。

淡々と存在し続けることが隷属するということ。


縛りたい、レイプしたい、虐めたい、ビンタしたい
使ってやりたい。

ご主人様の言葉全ては実現可能な未来。

「しゃぶれ」

この物理的な距離のある中で
凛がもっとも狂う命令をするご主人様。

しゃぶりたいが、すぐ目の前にない体温が
欲しくて欲しくて舌を伸ばし、ダラダラと涎を垂らす。

絶対的に叶わぬ中で、それでも足掻きそして絶望する一連の表情が
ご主人様が望むもの。


「ああああ・・・・・・・・・・・ぅ・・・」


ぐちゅぐちゅと音を立てて肉穴を掻き混ぜる姿をご主人様に見ていただきながら
「どうしようもならない」命令に翻弄されて

それでもご主人様の家畜である事から1ミリもズレない・・この
堕ちた状況が


凛の生きる場所。



ふと

―・・ご主人様ぁ・・・

ミニカーの箱を持ちwebカメラに余計にだらしなくなった顔を晒す。

―あああ・・・


恥ずかしいと嬉しいと、
それからすぐにでも発情と思いで爆発しそうな凛の中身がぐるぐると熱を帯びて回る。

「同じだね」
「嬉しいんだろう?」

半分泣いたような顔で首を縦にふる。
ご主人様そのもののようなミニカー。

「それを肉穴に入れてやってもいいんだが・・」

ご主人様の言葉は絶対。



箱から丁寧に取り出されたミニカーを
ペロペロと舐めまわす。


「ふふ。もっとちゃんとしゃぶりなさい。」


ああああああああああああ・・・・・・・・・・・・


舌を伸ばせば、ピアスがミニカーに当たり
カチャカチャと音がする。

だらしなく垂れる涎が、小さな重みに伝って・・
コンドームを被せられたミニカーは凛の肉穴の中、納められてぎゅうぎゅうと肉の壁に包まれる。

歪な形の小さな鉄の塊。
いくら小さくとも、それがご主人様の車の形になっているなら
ご主人様が入れたいと言ったなら

絶対、それは凛の肉穴に収められるべきでここにあるのだ。

―あああああ・・

ちょろっと飛び出たコンドームの端が
肉のヒクヒクに合わせて踊る。

「ご主人様・・う・・・・・産んでもいいですか?」

「だめだ」

そう言われればますますヒクヒクは大きくなって
モニターの向こうにいるご主人様に丸わかりの変態家畜。

「うううううーーーーー・・ぁ・・う、産むところを見て・・見て下さい・・お願いします!」


重みで入口まですべり落ちるミニカーに必死で肉穴を締め付ける家畜。
いくら懇願したって、ご主人様が「いいぞ」というまではそのまま・・


「ひうぅ・・・ご主人様ぁ・・」


しばらくして
お許しがでて、

小さなご主人様の車が凛の肉穴を擦ってブルンと顔を出す。
その刺激と恥ずかしさに余計に敏感になっていく。


「ふん。生まれたか?変態・・」

―はい・・・産みましたぁ・・

「じゃあ、もう一度だ。」

―はい!!!


急いで発情が激しい肉穴に押し込むミニカー。

ご主人様が満足なさるまでは何度でも・・・・何度でも・・・・・・・


やがて
続きは目の前でという事になる。
ご主人様の欲するリアルが今、届けられないのがもどかしい。

そして

「家畜の顔が見れてほっとしたよ。」



そんな言葉を下さって、ご主人様はネットの家畜小屋を後にされた。

凛は・・・・・・・・・・・・・・・・








どこまでもご主人様の家畜でよかったと
ご主人様の為だけに生きていると
感じた。

永遠の隷属だけでは足りない「感謝」が多すぎて
どうしようか途方に暮れる。

そんな誕生日の2日前。

ご主人様の為に何でもしたい。全てを捧げるだけでは軽すぎる。




それでも凛には方法がない。従うしか方法がない。服従・・・・・どこまでも、服従。








望遠鏡を選んだのはご主人様の言葉をもっと近くに感じたいからだ。

「月の横に縦長の影が見えます」

大阪の小屋に居る2012年最後の日。
そう訴えた家畜の言葉にご主人様は
「ちょっと待って、月がちゃんと見えるところまで移動するから。」と言って下さった。

電話で繋がれた凛はご主人様と同じ月の下に居る。

それを感じるだけで充分だった。

「望遠鏡で見てみてよ。」

「はい・・・・」
とは返事したものの、まだそれは届いたばかりで箱の中だった。


「ごめんなさい。」と凛がシュンとなると
ご主人様は「ふふ」と笑ってくださった。





それが2012年最後の電話となった。










明けて2013年1月。

いよいよ
ご主人様にリアルで触れる時が来る。

毎日のメールと電話というご主人様の鎖は
凛が生きて存在するという証。

ご主人様の檻で、首輪に繋がれ・・・・ミニカーと組み立てた望遠鏡を側に
時間が過ぎるのを疼かせながら待つ。

ご主人様といる、という「当たり前」の日常の訪れをずっとずっと待っている。

後すこし。もう少し・・・・・。







今年も皆様、どうぞよろしくお願いします。
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