I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2009/12/01(火)   CATEGORY: ぼくのなみだ
準備をする
夏に飼い主様に「性処理肉穴」として使っていただいてから数カ月。

再び、飼い主様に使っていただく予定の日が近づいていた。

今回は、飼い主様の住む街に二泊。


準備は、前回飼い主様とお会いした直後から始まっていた。



まずは、首輪。
これは以前にここで記事にもしたから皆さんご存じだと思う。

普段使いの細さで、鍵付きの拘束首輪。(\5,400)
鍵はもちろん南京錠。(\105)


次に用意したのは髪型。

前回お会いした時にはすでに飼い主様との相談のもと決められたスタイル。
縮毛強制でストレートに伸ばした髪。カットの仕様も飼い主様の好みを追及。(\9,800)


そして出かける服の用意。

中性スタイルも飼い主様が提案。
中性スタイルにいまいちこれ!という路線が決まらなかった僕は、飼い主様の提案にもちろん合意。

そうでなくとも元々好きだった「中性ゴスパンスタイル」路線でアイテムを揃えてきたのだが
やはり「秋・冬」となると新たに買い足さなくてはならないものが増えてくる。

ネットの「ゴス系古着屋」「ショップ」を毎日チェックして上下二日分の服を購入。(\24,000)

ただ、ネットで売ってるままに着たんじゃ自分に合わない。
普段に着る毎日の組み合わせを考え、自分の今持っているものとの兼ね合いなども考え、近所のショップでまたまた買い足し。(\6,000)

それに合わせた靴、靴下、アクセ、バッグ、帽子、小物などなどをネットやショップでさらに買い足し買い足し。(\15,000)

もっと飼い主様に喜んでいただきたい僕は、かねてから飼い主様が希望されていたセーラー服も購入。(\3,000)



服に凝るのは飼い主様が何をなさるのも着衣が前提だから。
普段から「ゴス」路線を貫くのは、僕が何時でも何所にいても飼い主様の家畜だから。

服は僕と飼い主様にとって、とても重要アイテム。
しかし、服を揃えるだけが準備ではない。

ゴスでもパンクスでもそういった服を着こなすには、細身の体が必要。

そうでなくとも胸の手術後5キロほど体重が増えてしまった僕にとって減量は最優先されるべき使命。


まず、コーヒーに砂糖を入れるのをやめる。
1日3食は必ず食べるが、1食あたりの摂取カロリーを300Kcalに抑える。

それで普段通りの生活をするのだが・・・

僕の普段というのは朝6時半から3~6時間ほど肉体労働をした後、夕方5時まで(今は6時まで)デスクワーク。
移動は電車と自転車。駅のエスカレーターは使用禁止。

食べて満足の脳を食べると「捨てられる」恐怖に置きかえ、食べない満足をひらすら追う。

しかし、ただ減量すればいいわけではない。

華奢な体を作るには腰まわりのお肉は厳禁。

そこで骨盤を引き締め、整える体操を毎日行う。
それだけでは飽き足らず、内蔵を揉みこんで機能を活性化させ新陳代謝をあげてスッキリとした腰回りを作る。

こうしてマックスから7キロほどの減量に成功。

おかげで購入した服はどれもピッタリ。
鏡を見ても、腰は華奢で肩幅はぐうっと張った中々いい「男子」スタイルが出来あがっている。



さて、服を着るにはまだまだ準備がいる。


普段はパンツスタイルなのでさほど気にすることもないが、飼い主様の前ではほとんどが女装の為「足」を出す事が多い。
確かに大部分がニーソで隠れてしまうのだが、ニーソからはみ出した毛なんぞは目も当てられない。

そこで足の毛は徐毛するのだが、このタイミングを宿泊から逆算して行わなければならない。

やはり足にあたった時に「ジョリ」っとした感触はさけたいので、徐毛後に使うスキンローションも吟味。(\980)

すべすべして少しでも使い心地がいいように。
ずっと使っていただけるようにするのが家畜に出来る準備というもの。


そういった意味でいうと逆算して行うのは徐毛だけではない。
ホルモンの調子が整ったタイミングで飼い主様に使っていただきたいので、ホルモン注射をする日も宿泊の日から逆算。


そして・・・・・




最後。




今回の準備のクライマックス。



それは




「匂い」






五感と記憶はとても密接な繋がりがあって
中でも「匂い」は「記憶」を正確に呼び覚ますのだとか。

そうでなくとも僕は「匂い」には敏感で・・・



実はこんな事があった。




以前に飼い主様に使っていただいた時に嗅いだ飼い主様の「匂い」
それが服の「匂い」なのか、ホテルのシャンプーの「匂い」なのか、飼い主様が使ってらっしゃる何かの「匂い」なのかわからない。

でも、それと全く同じ匂いを大阪の難波・・・地下街の雑踏の中で嗅いだ。

瞬間に呼び覚まされた飼い主様の感触や、その時の思いや行為全て。
すかさず立ち止まり飼い主様の姿を探す。


あっちを見て、こっちを見て「飼い主様!!」と心の中で叫んでみる。

しかし、いくら見渡してもここは大阪・難波の地下街。
行き交う人の顔をいくら覗いたって「家畜!!」と僕を呼んでくれる声などしない。





居るはずもない。



それは「匂い」が見せた幻。




でも、何よりも強烈だった。
一瞬嗅いだ「匂い」でだけであんなに鮮明に飼い主様を思い出すなんて思いもしなかった。




だから

今回『これ』を準備する事に決めたのだ。






香水。




飼い主様の記憶に僕を刷りこもうというのではない。
僕が飼い主様との全てを記憶に閉じ込める為。

「匂い」を嗅ぐ度に飼い主様を鮮明に思い出す為。





幻でもいいから・・・飼い主様を傍に感じたい。







普段僕が使っているのはANASUIの『シークレットウィッシュ マジックロマンス』
爽やかだが、ANASUI独特の深い甘さがある。


しかし、普段の香水を持ちこむべきではないだろう。他を当たる事にする。


ゴスパンならVivienneWestwoodの『ブドワール』かと思ったが、これはかなり癖がある匂いなので、飼い主様が苦手だといけな

い。


もう一つ候補にしたのはSalvadore Ferragamoの『インカント・ヘヴン』だが、思ったりよりも健全な(笑)甘い香りだったので、何だかイメージに合わない。




やっぱり・・

これにしよう。




angelheartの『LionHeart』


瓶は「青いハート型」

ハート型なのに赤ではない所がいい。青く、青く・・青く・・・


匂いも穏やかに甘い。主張しない。
ユニセックス仕様だから持ち歩きもできる。




これに決めた。



こうして準備は着々と整っていった。

飼い主様はどうしたら喜んで下さるかな?ああかな?こうかな?これは好みかな?
こうした方がいいっかな?こっちかな?

考えてながら日課となったディルドでの口奉仕の練習に励む。



もっとお気に入りになりたい。
もっと使っていただきたい。

もっと・・・・もっと・・・・飼い主様の好みに変わっていきたい。



もっと・・・




飼い主様に会える。
飼い主様に触れられる。


それは値段がつけられない幸せ。
何かのコマーシャルじゃないけど「プライスレス」


期待は否が応でも大きくなる。



だが、宿泊の予定となっていた日が近づくにつれて飼い主様の仕事がどんどん忙しさを増した。
予定の2週間前から徐々に忙しくなりはじめ、疲労と体調不慮が重なり、連絡もままならない。

無理と無茶で日々消耗されていく飼い主様を見ながら

どこかで「今回は諦めなければならないかも」と覚悟を決めつつあった。

期待しちゃいけない。負担をかけちゃいけない。迷惑をかけちゃいけない。邪魔しちゃいけない。

そうやってセーブしようと思えば思うほど、飼い主様への思いが膨らみすぎてしまう。
結果、妙に暗いメールを送ったり、逆に白紙に近かったり、3行のメールに30分以上も悩んだりしてしまう。


1週間前になると、膨らみすぎた思いは僕の手には負えず、もうどうしていいやらわからなくなって、飼い主様へのお土産(何かは内緒)を作りながら泣く事が多くなった。


「諦めなくちゃならないかも」は「それでも行くと決めたからには全てが無駄になっても行くんだ!」という覚悟に変わり
飼い主様に呼ばれてもいないのに、のこのこと「使ってください」なんて強行に宿泊を決めた自分を恨んだ。

そう、全ては僕が悪い。


何もかもが自業自得だ。



メールがないのは忙しいのが理由ではなくて僕に魅力がないからだ。
だから準備もこれでもか!と手をかける。準備しても準備しても満足しない。

まだ何か不十分なんじゃないか。もっと出来る事があるんじゃないか?



でも・・・それが何か、見つけられないまま




時間は確実に「その日」を運んでくる。



以前に使っていただいてから2か月と半分。






いよいよその日。

僕は夕方の新幹線に乗る為、準備したすべてを鞄に詰め身にまとい
「不透明で崩れそう」な不安を押し殺して、新大阪の新幹線ホームに立っていた。

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