I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2010/06/02(水)   CATEGORY: ぼくのなみだ
sense①
色、時々盲目。
音、時々静寂。


知覚が歪んだ、確かな世界。



I can't see the color.I can't hear the sound.
Color and Sound,It does not make sense to me except for my master.






土曜日の名古屋は爽やかな風が吹いていた。
日向は汗ばむほどで、木陰は涼しい。

湿気もほどんどなく、街全体が軽やかだ。


そんな中に僕は黒づくめの格好でベンチに座っていた。
黒いカバンから本を取り出し、ペラリペラリとページをめくる。

久しぶりの女装。
黒いミニスカートから黒のニーハイを覗かせて、黒の薄手のブラウスを風になびかせる。


公園の緑がとても綺麗だ。
色のない黒は、風景に穴を開けるからなのか・・、歩けばどうしても目立ってしまう。

人もまばらな小さな公園。
飼い主様を静かに待ちたい僕には最適の場所に思えた。


隣のベンチに座っていた中年の男性が僕を覗きこみ何かを言ったような気がした。

『本物のオンナか?』

その言葉に全く何の意味も感じられず、顔すら上げない僕の前を男性は横切っていく。





僕は飼い主様を待っている。
それ以外に意味のない時間。





実はこの時間の最中に今回予定されていた「プチオフ会」が流れてしまう事を知った。
「プチオフ会」が無くなるのは残念だが、その分飼い主様との時間が増えるのはとても嬉しい。


ワクワクしていた。
ドキドキしていた。

だからこの時の風景はとても綺麗に僕の記憶に残っている。



音のない噴水が勢いよく水を噴き上げキラキラ光る。
飼い主様からの連絡を待っている間の僕には、噴水の音も耳には届かない。



小一時間公園で過ごすと飼い主様から連絡があった。



『着いたよ。』

キョロキョロと見渡して、飼い主様の車を見つける。
喜び勇んで走り寄っていくごとに世界は色を着け始める。

車の側まで駆け寄り、助手席のドアを開けた時に近くを走るパトカーの音と回る赤のランプに初めてきがついた。


色、時々盲目。
音、時々静寂。


知覚が歪んだ、確かな世界。



I can't see the color.I can't hear the sound.
Color and Sound,It does not make sense to me except for my master.


飼い主様の車は、沢山の品物が雑多にならぶ店に立ち寄る。
ぐるぐると店内を見て回ったが、目当てのものは見つからず・・

次の店へ向けて車は走りだす。

発情した家畜は夕日に染まる飼い主様の横顔を見つめて涎を垂らす。



「いつもそうやって家畜小屋で発情しながらキーボードを打っているんだな。」


飼い主様の音にコクコクと首を縦に振る。


足を閉じることを禁止された車内。
時折、飼い主様の手が家畜の腿を打つ。



飼い主様の鳴らす音で世界は震える。



飼い主様の手の平の感触とぬくもりだけが、この世界の温度。


次の店に行く途中で、目的のものがありそうな店を見つけてしまった飼い主様と家畜。
黄色い文字のド派手な看板が目に焼きつく。


駐車場に吸い込まれる車。
エンジンの音が止み、静寂が訪れる。


何かを予感して飼い主様を見た家畜。
暗い駐車場の蛍光灯が飼い主様を照らす。






「ローター。」





この日、この時の為に用意したリモコンローター。

紫のポーチから取り出したグレイのリモコンローターに、薄いピンクのコンドームを被せる。

飼い主様にリモコンを手渡し、びちゃびちゃに涎を垂らしっぱなしの肉穴にローターを押しあてると
それは簡単に奥まで飲み込まれてしまった。



「どれ。」



カチ。





飼い主様がスイッチを入れる。

ヴィーと動きだす肉穴の奥のグレイのローター。




唇を噛み、振動に耐える。



カチ。


さらに振動を大きくされ、のたうつ家畜は飼い主様に縋る。



「と・・・止めて・・許して・・・下さい・・・」


この振動ではとてもではないが歩けそうもない。



カチカチ・・カチ。


悶える家畜の横で、飼い主様はスイッチを押し続けるが・・
振動のパターンも変わらなければ、止まりもしない。


「・・止まらない。」


この世界を無視して暴走するローターは役に立たない。
慌てて、ローターを引きぬこうとコードを引っ張ると

何故かリモコンの信号が伝わり、それはピタリと止まってしまった。



「・・・・・。」
「・・・・・。」


どうしたものかと何度か色々と試してみたが、リモコンの信号は上手く飛んだり飛ばなかったり。




色、時々盲目。
音、時々静寂。


知覚が歪んだ、確かな世界。



I can't see the color.I can't hear the sound.
Color and Sound,It does not make sense to me except for my master.



どうやらこの世界では信号も歪んで伝わるらしい。




「・・・・・。」
「・・・・・。」



飼い主様は意味をなさないままのリモコンを手に
家畜は意味をなさないままのローターを肉穴に挟み

車から降りる。



飼い主様の後を追う家畜。
背中ではなくずっと飼い主様の足元を追う。

飼い主様が歩みを進める度にデニムから見え隠れするスカイブルーの靴。


「ほら。やっぱりあるよ。」


気の早い店内に溢れる夏商品。
入ってすぐ右側の一角に目的のものを見つける。










浴衣。







帯び付きのセット浴衣。
飼い主様は家畜に浴衣を着せて縛りたいとずっと希望されていた。


「家畜に着せる服を選んでやろう。」

そう飼い主様に告げられた日から、服は意味を失った。

飼い主様が選んでいない服など、飼い主様が望んでいない服など・・意味がない。

着衣緊縛の嗜好が合致する飼い主様と家畜にとって
服は重要なアイテムだ。


いつぞや、飼い主様に「黒のゴスパンの服ばかり選んでしまいます。」と告げると
「ゴスパンほど堕ちるのにふさわしい服はない。だから選んでしまうのだろう?」とズバリ言われてしまった。


その通りなのだから仕方がない。


髪型も服もメイクも、当たり前のように飼い主様の好みに染め上げられる。
最初は染まろうと必死で選んで来ていたつもりが、今やそれでなきゃ落ち着かなくなっている。


だから今日もすっかり黒のゴスパンで上から下まで選んでしまったのだが
飼い主様が希望されれば、家畜はどんな服でも喜んで着る。

それを今日は目の前で飼い主様が選んでくださる。


今日の堕ちる為の衣装。






先取り夏商品はきっと去年の在庫の余りか何かだろう。
それほど色も柄も豊富ではなかった。

しかし、あまり選択肢が多くても迷うだけだ。


「これか・・これかな?」


色違いの二種類を選びだし、並べて吟味する。







「こっちにしよう。」





選んで下さったのは、黒に大きな桜の柄。
桜色の帯と共にパックされている。






「はい!!」




選んでいただいた嬉しさで思わず胸がいっぱいになる。

それをもって店内をウロウロ。
飼い主様の後ろから家畜はチョロチョロ。




店内は音の洪水だろう。
僕には何も聞こえないが・・。


レジに並んで黒いカバンから黒い財布を取り出す。

飼い主様が選んで下さったものを家畜が買う・・・




「あ、これはいいよ。選んで買って与えなきゃ意味がないでしょ。」























色、時々盲目。
音、時々静寂。


知覚が歪んだ、確かな世界。



I can't see the color.I can't hear the sound.
Color and Sound,It does not make sense to me except for my master.




一瞬、全ての音が消え。
世界の色が無くなった。



レジの前で泣きそうになるのを必死でこらえる。


「選ぶ」というのは文字通りの「選ぶ」という意味ではなくて
「選んで与える」までを含んでいたのだと初めて知る。


膝から崩れ落ちそうになるのを両足で踏ん張って「ありがとうございます。」と小さな声でお礼を述べた。


勿体ないのだ。
飼い主様にそこまでいていただくことが、あまりにも・・・

こんな家畜が飼い主様の選んで下さった服を着ていいのだろうか。
目まいがする。ソワソワする。

告白すると初めての体験だから。




「どうしよう・・・。」



つぶやくと同時に、フツフツと喜びが湧きあがる。
この「喜び」を受け取る事。飼い主様が与えて下さるものを無条件で受け取る事が・・・

家畜の存在価値。


それは苦痛や狂うほどの発情だけではない。
今まで知らなかった「喜び」も全部受け取る。


それでこそ、飼い主様の家畜なのだ。


『ありがとうございます・・飼い主様。』







ガサ・・


買い物袋に浴衣を詰め込んで


ガサ・・


店から出てると全てがキラキラ光る。




熱い・・熱い・・・熱い・・・熱い・・・・・


頭の先からつま先まで発熱したように熱い。


雲の上に居るようにフワフワと弾む。



知らなかった・・。
世界。



飼い主様から与えていただいた「喜び」を素直に受け取ると
こんな世界が広がっていたのだ。



色、時々盲目。
音、時々静寂。


知覚が歪んだ、確かな世界。



I can't see the color.I can't hear the sound.
Color and Sound,It does not make sense to me except for my master.






この「喜び」を少しでもお返ししたいと思う。
飼い主様の「快楽」に繋がるよう、もっと従属していきたいと思う。

その気持ちがいっぱいいっぱいになって・・



さらに発情していく家畜。


車の中でさっきよりも数倍発情した顔を飼い主様に向けた。





「何だ。発情しっぱなしだな。肉穴を弄りたいか?」

あうあう・・・うう・・・


「じゃ、弄ってごらん。」

うう・・ぁ・・ああ・・・


「恥ずかしい顔を見てもらおうね。」


ひ・・ぅ・・うう・・ぁあああああ・・・




助手席でクリペニを摘まみ、肉穴に指を突っ込みグジュグジュと音を立てる。
指に絡む家畜の発情汁。

何台もの車が至近距離ですれ違う。
身もだえ、涎を垂らす家畜には飼い主様の顔しか見えない。


ピシャ!


飼い主様が家畜の太ももを打って、まだ肉穴を弄くり発情を続ける家畜を冷たく見つめた。



「飼い主を気持ちよくする前に家畜が気持ちよくなってどうする。」


あ・・ご・ごめんなさい!!


「今日は肉棒なしだな。」

い・・嫌!!嫌です!!!

「精液もなしだ。」


ごめんなさい!!ごめんなさいい!!


「匂いを嗅ぐのもなしだぞ。」

嫌ああああああ!!!!



必死になって首を横に振る。


グチュ・・


飼い主様の指が肉穴に触れる。それだけでビクンと身体を震わせてしまうが
それよりも・・飼い主様の指を発情汁で汚してしまった事に慌ててしまう。



「ごめんなさい・・。」


ペロ・・ペロ・・・・ペロ・・・



飼い主様の指先についた発情汁を舌でなめとる。

飼い主様に導かれるまま、ズボンの上から大きくなったおチンポを触らせていただく。



「ハルは飼い主様の性処理肉穴便器です。」


「そうだな。」


「ハルをどうか飼い主様の快楽の為に使ってください。」


「使われる為に来たんだもんな。」


「はい・・。ハルは飼い主様の家畜です。」






車は信号待ちをしていた。
車が走りだすと同時に飼い主様はこう言う。





「服従。」








助手席の上で肉穴を左右に思いっきり広げる。

飼い主様が「よし」と言って下さるまで
ずっと服従のポーズを取り続ける。


風景はぐにゃぐにゃ歪みながら窓の外を通り過ぎていく。
闇が街を飲み込む時間。



飼い主様に支配された空間。



何も見えない。音も聞こえない。



色、時々盲目。
音、時々静寂。


知覚が歪んだ、確かな世界。



I can't see the color.I can't hear the sound.
Color and Sound,It does not make sense to me except for my master.










「よし。」









ああ・・ぐうう・・・・・







闇が包みこむ。
闇と同じ色を着た僕が居なくなる。

いや、最初から僕なんていないのだ。

飼い主様の家畜がそこに居るだけ。









車は駐車場に滑り込んだ。

これから夕食となる。


家畜の飼育の時間だ。





おもむろに後ろの席に座った飼い主様。


「おいで。」

言われるがままに後ろの席に移る家畜。




家畜の夕食は・・もちろん・・・・・





飼い主様が取り出してくださったおチンポを大切に口に含む。
涎が流れ落ちそうになるが、ここは車の中、シートを汚す訳にいかず涎をすすりながらのご奉仕。

あは・・
うう・・はああ・・あは・・

嬉しかった。
待ち切れずにむしゃぶりついた。

飼い主様のおチンポ・・大切な餌にありつけた嬉しさで思わず笑顔になる。


「おいひいれすうう・・はぁうう・・」

喜んでる顔を見ていただきたくて、無理やりに首を捩じる。

「おいいひいよおお・・・」

ペチャペチャという音。
飼い主さまへの感謝の音。

「ありがほお・・ございまうう・・・はあああ・・ぅ・・ごおお」


喉の奥で味わって、ビクビクと全身を震わせる。



いくらでも涎がでる。
飼い主様の視線に焦がされる。

欲しい・・欲しい・・・必死で求める飢えた家畜。



今、何時で何処にいようが関係なかった。
飼い主様が家畜に餌を与えたいとおもった時が飼育の時間だ。


舌で全部を舐め上げて、はふはふと喉の奥まで咥え込み大きくピストンで口の隅々まで飼い主様をしっかりと感じる。


ー美味しい!!

頭の中まで痺れる美味しさ。






色、時々盲目。
音、時々静寂。


知覚が歪んだ、確かな世界。



I can't see the color.I can't hear the sound.
Color and Sound,It does not make sense to me except for my master.


大切な餌が一番美味しく感じる味覚。


家畜は飼い主様のおチンポがないと生きていけない。
家畜は飼い主様の精液がないと生きていけない。

存在すら許されない。




ぐうっと最奥まで飲み込むと飼い主様から合図があった。

ドク・・ドク・・・ドク・・・・



飼い主様の脈と同時に食道に流れ込む精液。
一滴たりともこぼしたりしない。

そして異物と感じたりしておえっと吐きだしたりしない。

ゴクゴクゴクと上手に飲み込み、お腹と心を満たす。


このためにディルドを使った練習はかかせないのだ。






はふううう・・・・





おチンポを丁寧に口から出して、家畜は飼い主様を見つめた。


「ごちそおさまです・・おいしかったです。ありがとうございました。」









色、時々盲目。
音、時々静寂。


知覚が歪んだ、確かな世界。



I can't see the color.I can't hear the sound.
Color and Sound,It does not make sense to me except for my master.








この世界は・・・


まだまだつづく。


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