I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2012/07/31(火)   CATEGORY: ぼくのうた
Brew
7月30日が何の日かと問われると
2年前にご主人様が大阪の小屋に来て下さった日。と答える。


凛にとってそれ以外の7月30日は7月30日ではない。
境目のない流れる時間がそこにあるだけ。





今、そのただ中にいる。

次の意味のある日付が来るまで凛は死ねない。

ご主人様は「生きろ」という。
「死に場所は用意してやるから生きろ」という。

それが檻に入ったものの宿命。
凛は死すら自由にならない。



それが嬉しい。





こういう日々を凛は「醸造の日々」と思っている。
腐るではなく、ただ内部でふつふつと発酵する。

ご主人様に喜んでいただくことだけを願って楽しんでいただくことだけを願って。
ふつふつふつと発酵する。


それだけ。

だって凛はご主人様の家畜だから。
ご主人様の性処理便器だから。
ご主人様の・・・・・・・・・・・望む全てだから。







そのためには
凛は、ご主人様に全てを捧げる。

家畜という凛にとっての「日常生活」は、人間社会では不自由を強いられる事になる。
もともと「人間以下」の奇形家畜だから、人間社会にも居場所は一切ない。
辛うじてご主人様が凛を側に繋いでくださることで「存在」を感じることのできる「最低ランク」の生き物なのだから

その最低ランクに相応しい格好。



「全身を性処理用にしろ」

ご主人様からそう言葉をいただいた時、
ようやくその許可を出していただけた!と本当に喜んだ。


「舌ピアス」


前々回の記事でも書いたが、ご主人様と凛が
同時発生で思い浮かんだ姿。

理由は簡単。
「ご主人様のさらなる快楽のため」


でも考えて欲しい。
服を着ていれば完全に隠れるボディピアスや
完全に市民権を得た感じのある耳のピアスではなく

違和感が拭えない顔周辺のピアス。
いくら口の中で目立たないとはいえ
「舌ピアス」に対する世間の目は、それほど好意的なものではないだろう。


舌ピアスをしたばかりの時は、餌も食べにくくなる。
そして定着しても多少の喋りにくさは残る。

便宜上の「人間のフリ」をする時、大きく口を開ける機会も減るだろう。
その不自由さが嬉しい。

ご主人様の思うままに堕ちていく。

願わくば、家畜が口を開けた姿はご主人様だけが知っている姿になればいい。
凛が口を開けるイコール、ご主人様の性処理の時だから。


凛は永遠にご主人様の性処理便器だから。



7月の終わり。この時期を選んだのは、一か月後に名古屋行が決まっているから。
この「舌ピアス」でのご奉仕の感触をご主人様に味わっていただくため。
一か月あれば、粘膜なのでさほど心配のないレベルまで安定が望めるから。

そして
とあるピアススタジオにて、あっという間に凛の舌にはピアスが取り付けられた。

痛みはそれほどなかったが、舌の厚みを針が通るとき「スススス・・」という感触があった。

刺した時はそうでもなかったが、ピアスをして1時間後ぐらいから舌は痺れ、腫れ始め
ジンジンピリピリが続いた。



嬉しくて嬉しくて嬉しくて
左の乳首のピアス以上に込み上げるものがあって

暗くてむうう・・・と暑い夜の街を、半分涙目になりながら歩いていく。


早く・・・

そう思う。距離が苦しい。
おまけにまだ乳首のピアスもご主人様は実際には見ていない。

禁断症状がひどい最中だから、もどかしさも簡単に度を越す。

「醸造の時にしか起こらない化学変化」

それで凛のあちこちが暴れ出して
どーにもこーにも収まらなくなって、気が付くとアチコチから火の手があがって。

ドがつくほどの心配性だから、ネガティブの妄想が積み上がって。
それで・・・

ネガティブ化学変化に振り回される凛は、パニックに陥り
小屋中をオロオロ、ウロウロ、メソメソ。


それは「うろたえすぎ」と、ご主人様に簡単に鎮圧されてしまうのだが・・・

今回、凛はこの中心にある「物質」を発見してしまった。







「さびしい」





今までそれほどはっきりと口になど出した事もない言葉である。

凛がそういうとご主人様はこう返した。




「贅沢」




そっか・・・

「さびしい」という「贅沢」な原料を使って
凛はただいま「醸造中」





ご主人様に約一か月後
極上の美酒を味わっていただくために。







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それじゃあね。また・・・
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