I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2013/06/25(火)   CATEGORY: ぼくのなみだ
Contrast-3

白昼。









ご主人様に首輪を引かれて
山中に整備された大きな公園を歩く。


凛はご主人様の横に並んで


暑くもなく
寒くもなく
それほど強い日差しもなく快適な空の下を

踵のないウォーキングシューズでアスファルトを蹴って
進む。


ご主人様・・・・・

ちらちらとご主人様を見る。







ここまでご主人様の車で
昼日中、遠出をしてお散歩するなんて・・・・


考えただけでこみあげるものがある。




ああああ!!!
刻み付ける脳と感覚の記憶に

あああああああ!!!!!
一歩踏みしめる度に「終わらないで欲しい」と思う時間


4年前には
とてもではないが考えられなかった


あまりに「普通」で
とんでもなく「ありえない」時間。

それは
ご主人様と凛という関係だからこそ辿り着いた

永遠の中の一瞬。

激流となって流れゆく4年間という膨大な時間の中で
たった1gの砂金を見つけるほどのもう無いかもしれない奇跡。

だからこの一瞬を「永遠」に記録として残したい。



いつもは電話で聞く声がすぐ横にあって
言葉が苦手な凛は何度も何度も同じような返答しか出来なくて

文字で伝えきれることなど出来ないけど
後から後から溢れる「言葉」は文字で伝えるしか手段がなくて

それなのに、
もどかしさが幸福でかき消されていく、
この気分に流されちゃ駄目なのに・・・




ポワンとして
ドキドキして
でも
ゾクゾクして
切なくなって



何もないただひたすらに歩くだけのお散歩が
これ以上なく



本当に

楽しかった。


そして、様々なご主人様を見た。
平面でなく立体で記憶するご主人様が
沢山沢山ストックされた。






凛の宝物だ。



こうした何気ない日常の中にいても
もしかしたら後数時間後には死んでいるかもしれない。

昨日の首絞めと
今日のお散歩という

このコントラスト。

それが同じ「ご主人様と共にいるという日常」の中に同レベルで
同じように並べられる。

今、このご主人様と
凛の命を奪うご主人様は

全く同じ。




ブレない
この狂気。











「楽しかったねぇ~」

そう本当に楽しかった。
終わらないで欲しいと思った。

でも

次の瞬間には命を奪われてしまうかもしれないという現実が
凛に「底なしの恐怖」と



「これ以上ない興奮」を与える。




仕方がない。
そいう変態なのだから。

いつもは、その「興奮」が大きくなるのに
この日はどうしても

「終わらないで欲しい」「消えないで欲しい」が大きくなったままだった。





今まで
こんな時間が「自然に」持てた関係の人などいない。







生きて





みるもんなんだね。








こんな時間が自分に訪れるとは思っていなかったから。


ご主人様が次から次に奇跡を起こす。






だから凛はご主人様のためだけに生きる。



首輪を引かれた凛は
お散歩から簡易の檻へ。



衣装は昨日と同じ。
ウィッグはなくても「カラコン」がある。

ヘーゼルのカラコンは違和感もなく
ご主人様にも気に入っていただけた。


ご奉仕の間、遠慮なく打ち込まれる鞭。
衣装の上からの電マ、そしてまた鞭…

持ち手に付いている短い部分と
持ち手そのものでも叩かれる。


あああぐいいいいいいいいたああああああいい!!!!!!
いたあああああああああああ!!!


鞭は凛を追ってくる。

酷くなる痛みに悲鳴を上げながら
完全にご主人様に繋がれていることを感じる。


さらに乳首のピアスをぐりぐりと刺激されて
声を上げ暴れる。

全身を引きつらせて、迫る快感の波にのまれる。



ああああああーーーーーーーーーあああ!!!!
痛いですうう!!!!!!!!!!いたああう・・



この鎖が凛の全てを支配する。






“・・・・・・・・・しかった”




しんとした中で、ご主人様にご奉仕をする。



“・・・・・・・・・しかった”





舌を使って、じゅぷじゅぷと音を立てて





“・・・・・・・・・しかった”



だらしない顔、その先にご主人様の視線があって



“・・・・・・・・・しかった”





手を伸ばしたら



“・・・・・・・・のしかった”



ご主人様の体温があって










“楽しかった”



思わず触れて一瞬握って


そしたら「家畜なのに」とさっと手を引かれて







“楽しかった”



思わず涙が溢れだした。

















“消えちゃう”


あと数時間でこの世界は消える。




また
ご主人様の声と暗闇の世界に
閉じ込められるのだ。


その前に触れたいと思った。
“楽しかった”から。

でもやはりそれは簡単には許してもらえない事だった。





水をはった白いお皿に落ちた
黒いハエ。


そのコントラスト。
ひっくり返って自力ではとても這い出せない。

待っているのは溺死。



凛のその状態を救うのは、それでもやっぱりご主人様で
ご主人様の体温によって包まれていく


お皿の水から救い出されたハエは
自由に飛ぶことが出来るが

次の瞬間には叩き潰される運命にあるかもしれない。




凛は今、ご主人様の体温の中で自由に飛んだ。

またご主人様に捕えられ
使われる為に・・・・



ベッドの上には開口器をつけた凛。
そしてその開口器の真ん丸な穴を使って性処理をするご主人様。

何度もえづき
ご主人様に顔を見せるために苦しい体勢で上を見上げて

開口器でせき止められて流れ出ない唾液が逆流する喉元に
ご主人様が音を立てて、ゆっくりとそして着実に凛を犯す。


口の粘膜が痺れ
頭がドロドロになる。


おおおええええええええええ・・・・・






「ああ、いいね。気持ちいいぞ。」



ご主人様の声に
胸がいっぱいになる。



苦しくてたまらないのに、
嬉しくてたまらない。



ああううううううううう・・・


そして開口器を取った顔に


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

精液がかけられる。


流れ落ちて




WHs201306.jpg






酷い顔。




ご主人様の匂いが脳にこびりつく。

ああああ・・・・・



掬って味わい
内臓に染みこませる。





ああ・・・





ご主人様ぁ・・・・






嬉しい。







この一瞬を永遠にしておくことができないから
凛は暗闇で狂う。





あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・








そして冒頭に戻るのだ。

黒と白の境目。
ここから一歩進めば
光は無く、何も見えなくなる。

それは「世界」が消えてしまうのと同じ。

その境目で
後から後から流れ出す涙があった。

凛のすぐ後ろには色鮮やかに「過ごした」時間があって
目の前に広がる暗闇にどうやって足を踏み出せばいいのか

わからなくなっていた。

暗闇では「何も見えない」



ご主人様の姿も匂いも味も消える。

ただ唯一の「ご主人様の声」だけが
真っ暗闇の凛を繋ぐ。


そこへと向かう一歩手前。





闇が深いのは
光あるところが「あまりにも幸福だった」から。




それはこうして経年するごとに差がひどくなり
とうとう、本当の闇を生み出してしまった。





消えゆく世界。





「本当に楽しかった・・・なぁ、って思うと後から後から涙が出てきて・・・」



ご主人様に車の中でそう告げると




「これで終わりじゃないんだよ?まだまだ、これからでしょ。」





消えゆく世界は
ご主人様に繋がれた未来を見るための暗闇。

5年目への突入で「まだまだ」という永遠。






本当にじーんと沁みたご主人様の言葉だった。





「はい!」





7月は記念日がある。

4年目の1年間はよりご主人様の性処理用の家畜となるため
時間をかけて両乳首と舌にピアスをした。

次の1年はどうなるのか…


凛に決定権はない。





暗闇の中で
凛は待てをしている。


ご主人様が閉じ込めてくださった「箱」だから
ご主人様の声だけ



聞こえる。








今回の記録はここまでです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。


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