I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2011/07/05(火)   CATEGORY: ぼくのうた
turbulence
7月4日は記念日だ。

凛が
飼い主様の足元にひれ伏し「飼って下さい」と

全身全霊をこめて縋った日。

あの時、飼い主様に踏んでいただきながら「しょうがない。飼ってやるか・・・」というお言葉をいただいて
凛の道は決まった。

凛のこれからという時間は全て飼い主様のものになって
凛の居場所が決まった。



2年前の7月4日。
凛が家畜としてスタートをきった日。


だから「記念日」







今日からは3年目に突入する。

その前日。





凛は混沌として出口のない重い空気の中に居た。

いつもは決して解放されることのないドアがいきなり大きく開き。










また

生きていちゃいけない不安に繋がった。








何気なく
本当に何気なく無料のエロ動画を

いつものように散策していた。

別に何か目的があったわけじゃないし癖のようになってしまった動画巡りの中で
それは・・・

凛の目に飛び込んできた。



エロ動画の出演女優の中に
友達の名前を見つける。

もちろん、彼女の今の職業がそういった仕事だと知っていたし
とても魅力的な人だからきっとすぐに人気が出るだろう推測もしていた。

凛がその時動画サイトで見たものも彼女がメインのものではなかったが
サブでも充分な存在感を醸し出し充分に見るものにその印象を残していく。

凄い・・と思う。
もう遠くに行ってしまったんだなぁ・・と思う。


動画の中で逆さに吊られ、鞭を打たれる彼女は
凛の知る「友達」ではなかった。



それはそれで仕方がないと思う。
女優業がどれだけ大変なのかも知っている。SM業界も・・アダルト産業も。




それなのに
涙が出て止まらなくなってしまった。


どうせ、性別なんて生まれてこのかた安定してことなんて無いんだし
一度とったおっぱいだけど、また付けて「戻って」やろうかと思う。


昔、そこに居た時は「女性」であることにあんなに苦しんだのに
「中性」になればこんどは世間に居場所がなく宙に浮く。

訪問したお気に入りのブログさんにコメントすら残せないのは性別で迷うから・・
自分でも自分を説明できない、このもどかしさ・・繋がれない悩ましさ・・・





「何ていえばいい?」



前にも書いたけど
S男性、M男性、S女性、M女性、女装、ニューハーフ・・とあって

どこにも属せない凛はますます宙に浮く。


凛が女性だったら、女装子だったら
このブログももっと取っつきやすくて盛り上がって、きっと

反応もいっぱいあって
いろんな人とつながってお友達も出来て


「オフ会」の募集とかでも困るくらい沢山の人が・・・・そんな風に思う。




こんな性別がややこしい上にマニアでフェティッシュで
生きていてもいなくてもいいんじゃないかって・・本気で思い始めたから

もう収集がつかなくなってしまった。







一番に思うのは
飼い主様に申し訳ないって・・

こんなにややこしい奴でなければ飼い主様に還元できる「楽しいこと」も2倍3倍とあったかもしれないのに

そう思うと飼い主様の貴重な時間を奪ったのはむしろ凛の方で・・

申し訳なさでいっぱいになって
苦しくて苦しくて正気でいられなくなってしまった。





加えて

記念日の前日
遠距離の宿命でお会いする事もままならず

それなのに他ブログを巡れば「昨日お会いしてきました」「使っていただきました」「3日連続で・・・」の記事にぶち当たり










禁断症状と重なって

這いあがるきっかけすら見当たらない。






はは・・・









真っ白になる。
机に伏せて生きてることを呪う。

また自傷の癖。
カッターに手を伸ばした。





切り刻んでやりたい。皮膚を裂いて肉を抉りたい。








でも・・




カッターに手が届くまでに
飼い主様との約束に気が付いた。







『絶対に自分で傷つけないこと』





飼い主様が声に出して凛に言い聞かせてくれたあの日。

思いだして

涙が出た。



苦しいよぅ・・・・






『お前の身体は誰のものだ?』










○○様のモノです。

凛のモノではない身体を傷つける権利など


どこにもない。










『そうだ。お前は人間じゃない』







飼い主様にそう言って欲しい。



『からないのか?馬鹿家畜!!!』


そう言って

痛めつけて欲しい。













凛の居場所はそこにしかない。

他の人には「女性」とか「男性」とかそんな場所があるのかもしれないが
凛には本当にここしか居場所がない。

飼い主様の家畜。
飼い主様の性処理便器。



そして飼い主様は言う。



『そこは凛だけに用意された居場所だ』と。




だからどれだけウロウロ迷っても
結局はここに帰ってくる。飼い主様の檻に戻ってくる。







馬鹿な家畜だ。


「ごめんなさい」





カッターに伸ばした手をひっこめた。











「ごめんなさい。」










日付が変わって
記念日の朝4時。


寝ていた凛の耳元で飼い主様から電話が鳴る。

飛び起きて嬉しくて電話に出て

その電話で、思いっきり叱られた。
叱られているのに安堵と情けなさと申し訳なさでいっぱいになり、すぐに涙声になった。



また不安のドアを思いっきり開け放して「パニック」になった事。
「ゆるしてください」「ごめんなさい」を繰り返し繰り返し・・・

肉穴に指を突っ込み掻き回しながら



謝罪し許しを乞うてのたうち回る。







「飼い主を信用できなかったんだね?」

ー違いますうう!!



「お前の飼い主はそんな薄情な奴か?」

ーああああああああ・・違います!!!



「2年も経ってまだわからないんだね。」

ーごめんなさいいいいいいいいい!!!



「お前の飼い主は誰だ?」

ー○○様です!


「お前は何のために存在するんだ?」

ー○○様の性処理の為です!


「お前のココロは誰のモノだ?」

ー○○様のものです!



「お前に何の権利があるのか言ってみろ!」

ー凛には何の権利もありません!!!


「全部奪われたいんだろう?」

ーはい、全部奪ってください!!!!!!!!!





「服従を誓え!」


凛は○○様の家畜です!絶対服従を誓います!!



「もう二度と馬鹿な真似はしないと誓え!」

凛はもう二度と・・絶対に馬鹿な真似をしませんううううごめんなさいいい
ごめんなさいいい・・・


うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ・・・・!!!!!










飼い主様から言い渡されている凛の3年目の目標は
「家畜としてのプライド」を身に付けることです。


「プライド」なんて凛からほど遠い言葉ですけど
でも・・飼い主様が自信を持って何処に出しても恥ずかしくない!と思っていただけるような「家畜」に

なっていきたいと思います。


飼い主様の家畜でいる事が凛の唯一の誇り。




記念日そのものは無理でも
今月はしっかりとした「アニバーサリー」のプランが進行中です。

型にはまらない飼い主様と凛だから出来るオンリーワンなフェティッシュでこれからも突っ走ります。





3年目の家畜をこれからも見守ってください。

ここまで読んでくださった最高にマニアな読者さまに感謝。






それではまた。


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