I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2011/08/31(水)   CATEGORY: まなびや
Catalogue(狂人の系譜)②


さて
いつもは凛の主観で語られる当ブログ記事。

今回は思いっきり引きで見て、飼い主様と凛という関係を客観的に見ようという試みの第2弾となる。客観的に…とは言いながら、書いているのは結局のところ凛なので、凛の主観がもりもりなのだが…

前回の記事の反応の薄さから考えると…我々は相当マニアなのだろう。
嬉しい限り。


飼い主様と凛の関係は何度も書くようだが「支配と服従」である。
唐沢俊一/編集『トンデモ 超変態系』の中にこんな興味深い一文があった。

「支配と服従のいずれも、人間が安全性の確保を必要としていることを意味しているように思える。
服従するようになる過程では主として敗北や拘束、屈辱のような刺激をともなう。マウスの実験によると争いの中で、服従した時点においてのみ、エンドルフィン(快感反応)が放出された。
このように、服従は陶酔反応を生み出すという点で、痛みよりもむしろ重要なファクターだといえるだろう。」

自ら「陶酔」しなくても「服従」した反応として「陶酔」を生み出しているというのが興味深い。
反対にいえば反応として「陶酔」を生み出さないのは「服従」ではないと言える。

ここで抜けているのは「敗北や拘束、屈辱」で「服従」しようと思うまでのマゾとしての「覚醒」だろう。より深いレベルでマゾ性が「覚醒」すれば、服従の絶対値が上がり、さらに大きな「陶酔」を反応として生み出すことだろう。
この大きな「陶酔反応」がいわゆる「何が起きたかあまり覚えていない」という一種の健忘につながる。

凛は常に「服従」しているので、常に「軽い陶酔反応」を起こしているといっていい。しかし、それは覚醒するレベルが深くなるにつれて「軽い…」などでは許されなくなり、ついに以前人間のフリが出来ていたことも忘れた。

我々にとって「支配と服従」こそが最も重要なのであって、何をするか、何ができるか?は二の次である。だから道具などなくても、どんな時でも場合でも、誰がいても、何が犠牲になっても、たとえ大阪と名古屋というこれだけの距離があっても関係性が一定の水準以上で保てるのだ。

それは何故か…
答えは上記にあった通り。
「服従している」から「陶酔反応」を引き起こしている。この陶酔からは簡単に逃げられない。

気づくと恐ろしいのに、何でこんなに嬉しいのでしょうね。
変態だから仕方ないですね。(汗)


さてさて

凛のことはいつも語りつくしているので、今回は我々に関連するサディズムから見た関係性を語っていきたい。これもまた凛の主観なので、読み物としてさらりと流していただければ幸いである。

文献が古くて申し訳ないのだが、他に真剣に検証、研究したものがほぼ皆無なので高橋鐵先生の『アブノーマル』―異常性愛の心理と行動の分析―という本を参考にしながら書いていこうと思う。

1.ネクロ幻想とカニバ幻想
高橋先生によるとサディズムの究極は屍体愛好(ネクロフィリア)だと書いてある。
さらに高橋先生はこのネクロの中の1つとして食人症(カニバリズム)を取り上げているのだが、実のところ純粋なネクロとカニバはほぼ正反対で相容れないものと思っている。

それは何故か…

純粋なネクロは犯すために殺す。つまり「殺したもの」でないと触りたいと思わない。
体温がなくなった冷たい手にゾクゾクし、声を出さず、表情も変えない屍体こそが自身を奮い立たせる優位性であり、屍体を目の前にして初めて射精しうるのだ。
まさしく変態である。(笑)

ここから端を発するネクロ幻想とは、性愛の前に「殺す」ことを目的とするサディズムと言っていい。よく、SMプレイ中は服も脱がないとか、Mを相手にする時はプレイの間中勃起はしているが、射精は問わないといったサディストを見かけるが、こういった方はネクロ幻想を持っている可能性が高いだろう。
すなわち、Mが充分に弱りきるまで(ネクロ幻想でいうと「殺す」まで)チンポの出番はないわけである。
もちろん、ネクロ幻想など本人が自覚している方が稀であろう。
なるべく体温を感じないよう、Mに触る時間も少ない。このタイプのサディストにとっては「殺した」向こうにこそ「快楽」があるのだから、その欲求にしたがって動いていると言っていい。
絶対的な優位を獲得し意のままに犯すためには「生きている」ことこそが邪魔なのだ。あるいは「殺す」ことに興奮をしているかもしれない。ここでいう「殺す」はつまり目的達成のためのプロセスである。

そして、一度目的を達成すれば次回の目的(あるいは性欲)を持つまでには時間がかかる。なぜなら、また殺さなくてはならないからだ。ネクロ幻想の源は性欲であるから、サディストになるのは「性的な欲求」を満たす時のみ。生きていくのにそれほど必要不可欠なものではないし、「殺す対象」が見当たらなくても案外と平気で生きていける。


ではカニバ幻想とは何だろう…
純粋なカニバリズムは「食べたい」という欲求が先に立つため、犯すとか射精というものには本来つながらない。しかしながら「食べる」という行為には絶対的な優位性がある。
「食べる」「食べられる」の関係において、弱肉強食。「食べる」ものが絶対的な強者なのだ。
この意味で、カニバはサディズムの一種といっていいだろう。

ネクロは「犯す」ために「殺す」のだが、カニバは「食べる」ために「殺す」
きっとこの「殺す」という行為が間にはいってくるために、高橋先生はカニバをネクロの1種と位置付けたのであろう。

さてネクロは「犯す」が終われば屍体には用事がない人が多いのだが、カニバはもっとサディスティックだ。食べられたMはサディストの血となり肉となる。Mに対し、死んで尚俺の肉体となり役に立て!!ということである。
そして性欲とは違い、「食べる」食欲という欲求は満たされなければ死んでしまう。いつ来るかわからない食料の危機。そのために人は

「家畜」を

飼い始めたのではないだろうか?
「食べる」ために・・



これで、凛の言いたいことが少し見えてきた方もいらっしゃるだろう。(笑)

カニバ幻想とは「命を握る」ことである。「食べる」目的で飼われた家畜は、最終的には「食べられる」弱者。檻に入れて飼い、逃げないようにしっかりとつなぎとめる。
家畜というその存在は主の役に立つことのみで認められ、「命」すら主の持ち物として扱われ、役に立つなら「命」を捧げて主の血となり肉となる。

つまりは、飼い主様と凛はカニバ幻想に近いものがあるのだ。と改めて気づかされた。
こうして客観的に関係性をみるというのは、面白い発見に満ちている。


2.刺傷狂と汚瀆症
ある個体から絶対的な優位に立とうと思った時、どうしても先に痛みを与えたり体を傷つけることを考えるだろう。
しかしながらそれよりも個体を確実に崩壊させ、苦しめる力を持つものがある。
刺傷狂や汚瀆症は第3のサディズムだ。

言わゆる「穢れ」幻想といってもいいだろう。
ある満員電車の中で痴漢をされた覚えもないのに衣服に精液がべったりとついていた。大事にしているバックが真一文字にざっくりカッターで切られていた。
真っ白のワンピースに黒のインクをかけられた。

真っ白のワンピースに黒のインクが飛び散る瞬間の絶望感。
二度と着られない。穢されたワンピース。
ざっくり切られて使えなくなった鞄。洗っても何故か「汚いまま」のように感じる衣服。

肉体的なダメージはないのに、神経的なダメージは計り知れない。
肉体の傷が癒えるのは早いが、精神的なダメージは…いつまでも癒えることなく、酷ければ一生を棒に振ることにもなりかねない。

飼い主様に垣間見るサディズムは、ここに起因しているものも多いのはないかと思っている。

前回の記事に書いたようなボロボロになっているところに、さらに酷いことが「計算なし」で出来てしまうなどは「穢れ」の因子がなければ思いつきもしないだろう。


サディズムについてはまだまだ語りたいことがあるのだが、もう本当に長くなっちゃったので今回はこのあたりで。


最後に…

飼い主様…と凛…凛は特にだけど

3.異形
Dysmorphophilia(奇形愛好)
Apotemnophiliaアポテムノフィリア(肉体の切除、欠損に性的興奮を感じる性的嗜好)
これは確実にあると思う。
すでに奇形の胸。
飼い主様に「汚らしい凛の変形奇形乳首」と言われて本当に嬉しかった。

偽オスの偽メスで偽人間だから、存在自体が奇形。

飼い主様の性処理便器。





どんな系譜でも
ここから飼い主様と凛は、どんどん独自の進化を遂げていくのだろうと感じている。



それで、本物の狂人はこちらで^^;

前回の記事で紹介し忘れておりました。
虫といえば・・ココでしょ。みんな知ってるよね。
http://genki-genki.com/『幻奇』

う…飼い主様ぁ、これは虫姦がしたいという事ではございませんので…
あくまで読者の皆様への紹介です!



んで・・これはおまけ。
・デンドロフィリア(Dendrophilia)樹木に対して性的興奮を感じる

ねーねー。これってどういう状況?(笑)
わかる人は凛に教えてください!


それではまたです!
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