I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2012/05/19(土)   CATEGORY: ぼくのなみだ
あふるる ④
次の日の朝に、鼻をかむと精液の匂いがした。







あふるる。

2日目は、ご主人様の車の中から。

運転中のご奉仕は、しっかりと家畜の手を使って。
ご主人様のおチンポに手を伸ばし、ゆっくりとズボンの上から触らせていただく。

一瞬たりとも
ご主人様の快楽が途切れることのないように。

常にご主人様に繋がれているのは家畜なのだから当然で
それは距離があっても事実は何ら変わらず。

距離というのはただの「距離」で、分断でも隔たりでもなく
我々の関係の中での障害などでは決してないのだが

リアルに「不可能」なことはどうしようもなく、
何の役にも立っていないとベコベコに凹んでしまうこともある。

何とかしたい!と足掻けば足掻くほど墓穴を掘り深みにはまり
たっぷりと降り積もった自己嫌悪に押しつぶされ

虫のイキ。

そしてご主人様に「馬鹿家畜」と呼ばれるようになった。


それでも、尚・・家畜でいること。
反対に言えば、凛にはそれだけしか出来ることなどない。

ご主人様の家畜でいる事だけが凛に許可された「存在」
ご主人様に繋がれている。それだけが真実。存在の拠り所となるリアル。





指で触れるご主人様
感触がつたわって、くっきりとなる自分の輪郭に

嬉しくて嬉しくて仕方なくなる。



あふるるをこんなにダイレクトに
昨日の毒もまだまだレアなのに、凛の内部はそれだけじゃ足らないと大騒ぎしている。

いや・・多分
それがご主人様にバレバレなのだと思う。


凛を繋いだ檻にキャップを置いていって下さったご主人様。
凛の中から噴き出すようにあふるる「不安」を止める特効薬。



これが3年という月日の積み重ねだと思う。

そしてご主人様と出会って4年目へ。



静かに突入していく。





あああ・・・・

ご主人様の檻という永遠が口を開けて凛を飲みこんでいく。


「自分で弄りなさい。」

ご主人様の車の助手席で、ぐにぐにと肉穴を下着の上から弄り始めた凛。
その指先はじっとりと蒸れた股間と、染みだした発情汁が察知している。

ブチュグチュグチュ・・

動かす度に粘度は上がる。

太ももにスパン、指先の湿り気はどんどんと広がるだけ広がっていく。

「もっといい声で啼きなさい。」


はいい・・・・ああああぅ・・・・・


車は信号待ち。
足はタイトスカートで思うように開けないのに、そこをギリギリまで目いっぱい広げて

肉穴の中心に指が食い込み
勃起したデカクリを押しつぶす。

助手席で背を反らせて、ビクビクと痙攣。

ご主人様の熱も指先から伝わって・・・
狂っていく。


隣の信号待ちの車の人に見られたかもしれない。
変なクネクネの動きをする人間以下の発情家畜。


あああああああああああああああああ・・・・ぅ・・・ご主人様ぁ・・!!


「なんだ?」

ご主人様の声が冷たく突き刺さる。
続けて太ももにスパン、そして立てられた爪。

ジンジンと痺れる中に、食い込む痛みが走る。


ああああ!!!!あああああああああああああああああああ!!!!!


そんな事をすれば、凛の発情はひどくなっていくばかりだというのに。


ご主人様ぁ・・・・!!うううううううううーーーーーーーーーーうーーーーー


助手席のシートの上で絶えずクネクネと動き続けているのは
じわあっと涙が零れそうなほど

高ぶってくる「興奮」に耐える為。



だって、ご主人様の家畜なのに
ご主人様より先にはしたない姿で悶えるなんて・・・

ご主人様に楽しんでいただきたいのに・・・凛の馬鹿。

何て言えばご主人様が楽しんでくださるだろうか?
そればかりがぐるぐるぐる回る。


あああぁ・・・・ぐぅ・・・・・・



言葉が出ない。
もともとものすごく言葉は苦手だ。


でも、今・・・はっきりと感じる。
完全に意思を抜かれ、ご主人様の為に生きる凛に「言葉」など・・・・


必要だったのか?と。



「家畜だから、言葉が不自由でもしょうがないね。」



ご主人様の冷笑が
あふるる。

ひぃ!!!ああ!・・はい、凛は家畜です。ご主人様の家畜です!!!


きっとこれまで何千回と繰り返してきた言葉
きっとこれから数億万回繰り返していく言葉。



絶頂へ一気に押し上げられる。
ぐちゅぐちゅという音が響く。

フフ・・・


ご主人様は運転中。

その横顔に訴える。


あああああああああ・・・・・
ご主人様ぁ、い、いい・・・いきたいです!!!


勇気を振り絞った言葉にも、ご主人様は冷たく対応。

「いきたい、という報告だけだからそのままでいいね。」

そんなぁ・・と思う度に、どんどんと奥の奥からマゾというどうすることもできないものがあふるる。

止める方法など知らない。
成分無調整のまま、ご主人様の車にマゾのそれを垂れ流す凛。

半分涙目になって、ご主人様に縋る。

「ご主人様、いかせてください!!」


ヒクヒクヒク。
肉穴が蠢く。


「駄目。」


ご主人様の解答は絶対。

気絶したって、ご主人様の命令を聞くのが当たり前。

お許しも出ないまま、ご主人様は「ごはん」の凛は「餌」の時間となった。


大切な共有の時間。



1分1秒でも長く凛はこのままでいたい。辛い人間のフリなんか
ご主人様に粉々に壊してほしい。どうして昨日壊れてしまわなかったのだろう・・悔しさが襲来する。


さっき食べた「餌」はかなり唐辛子がきいていた。口の中のピリピリが残っている。
汗が噴き出ている。

それでも相変わらずご主人様の車の中。
家畜は足を広げてクニクニと肉穴を弄り続けた。

暗いうねった道を行く車。

とある寂しげな鉄の門扉の前に止まる。
止まった車の中でご主人様のおチンポに顔を近づけ、あふるる匂いに一気に揺さぶられて涎を垂らす。

口の中のピリピリが少し気になる。
それでも丁寧にご奉仕をつづける。

家畜は当然
どこでもご主人様の精液便器。


大きな満月の下。車の中。
懸命なご奉仕が続く。

必死に
必死に
ご主人様が呆れても、まだまだ必死に舐め続ける。


お尻にスパンキング。
ご主人様の膝の上で跳ねる凛。


ずっとずっとずっと・・・繋がれたまま
こうしてご奉仕したい。

ご主人様に性処理に拷問に便利に使っていただいて
少しだけでも楽しいとか気持ちいいとか感じてもらいたい。


その為にどうすればいい?
どうすればいい?凛は何が出来る・・・・?



いや、凛に出来るのはご主人様の家畜でいること。
ただそれだけ。

さっきからその繰り返しにはまって動けない。





バチン!!

ひうううっ!!!


はああ・・・・


しゃぶりついたおチンポに絡む家畜の汚らしい涎を綺麗に舐めとると
ご主人様は車を再び走らせた。



宿の檻につくころ
下半身のムズムズに気が付く。


・・・・お漏らししそうです。


お漏らし家畜のだらしない訴えにご主人様はぴしゃりと一言。

「漏れそうなのか。ダメだ。漏らすなよ。」




はい・・・・ご主人様。





駄目だと言われれば余計に尿道がヒクンヒクンとしてしまう。

バチン!!

しかし、それだけでの苦しさだけでは足りないと判断をするのはご主人様。
太ももの内側に再びスパンキング。

揺らされてもっと苦しく・・・・なれ。馬鹿家畜!!
ご主人様に楽しんでいただく為だけに生きる家畜は

自らをも追い詰める。




・・・・・・・・・ああああ・・・・・・・・っ




ガチャ。

宿の檻の近くの駐車場に車は停まった。

車を降りて歩き始めるご主人様と凛。




宿の檻に帰る直前で大事件。

















ふっとふれた手。
はじめて手を繋いだ。
心臓が飛びでそうなほどバクバクして
満月の下を歩いた。




唇が触れるというキスから2年。
あれ以来一度もキスは無いから
あれが特別で大事件だったと言える。

ご主人様から「ご褒美は何がいいか選びなさい」と言われても
「キス」とは絶対に答えなかった凛。

そのくらいあまりにも崇高なものだから、ご主人様しかその箱を開けられないものだと知っているから。




そして今日のこの出来事も
今後の長い時間の中での特別な意味合いを持つ
瞬間になっていくのだと思う。




あの瞬間

あふるる月の光の下できっと
ご主人様も凛も「何か」が狂ってしまったのだろう。



鎖に引かれて歩くより
強烈な支配を感じる。

自分の意思で歩いていないから・・ほら
一歩一歩。宙に浮いてる。


ただ馬鹿家畜の凛は

触れたぬくもりに全てが溶けだして
宿の檻にどうやって戻ったのか

あまり正確に憶えていない。



どこからともなく栗の花の匂いが漂う初夏の満月の夜。






つづく

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