彼からの「輪姦セッティング」の申し出。それを飼い主様に伝えるメール。
今思えば・・・いきなりの輪姦の許可が欲しいという家畜のメールに飼い主様も面食らっただろう。
僕の方はといえば
飼い主様にメールを送る前数日間・・そして今メールを送りながらも・・まだ、迷い続けていた。
胸の中のもやもや。
この原因は一体何だろう・・・・
「どういう事?」
「絶対に安全か?信用できるのか?」
飼い主様のメールに返信をする度に、自分が何か言い訳をしているように感じてしまう。
「はい。大丈夫です。昔からの友達です。」
「全てゴム付きだそうです。」
僕の言葉は全て真実なのだが、彼と僕とのこれまでの経緯を全く知らない飼い主様に・・何をどう伝えればいいのか?
「どうしてもしたいのか?」
・・・・。
したくないと言えば嘘になる。
しかし、自発的にしたいと思い立ったかというとそうではない。
否、違う。
僕が迷っているのはそんな事じゃなくて・・
もやもやしているのはそういう事じゃなくて・・
「あの・・・飼い主様の命令であれば・・・したいです。」
この「輪姦」が彼によって用意されたもので、飼い主様の命令ではないという事だ。
「ふうん・・」
散々メールを送ってから気づいてしまった家畜の大失態。
慌てて「やっぱり今回は断ります。」とメールを打った。
「そうだね。」
飼い主様の命令じゃなくちゃ意味がない。
飼い主様の意思じゃないものに意味はない。
夜中になって彼に「やっぱりやめとくわ。」と電話をした。
「許可がとれなかったんじゃなくて、僕がやめとくって言う意味やで。」
わかってるって。
彼は僕の事を責めたりはしない。
それこそ、色んな場面をくぐりぬけて来た彼だから・・「気にすんな。」の一言で済んでしまう。
「でも・・飼い主様の命令があれば・・・手を貸してもらっていい?」
ああ、いつでもな。
「うん・・ごめん。」
何で謝んの?
「何かわからん・・ごめん。飼い主様と両方に言うてんねんで・・これ。」
パニック寸前。
この申し出で飼い主様に見放されるかも・・という恐怖と
この断りで友達を失うかも・・という恐怖と
ぐちゃぐちゃになって、どうにもならなくなる。
「あのな・・輪姦、露出・・複数なんてな、ドタキャンなんて当たり前みたいな話やし、ほんまになりゃラッキーぐらいなもんやで?な!」
だから謝んな。
そんで・・・・・
泣くな!
彼との電話の次の日
僕は飼い主様とネット上で会話をしていた。
開口一番に僕の口から飛び出したのは、やはり「ごめんなさい。」という言葉で・・
それでも飼い主様は「いきなりでびっくりしたけど、興味があるのは事実だからね」と前置きした上で、それまでの詳しい経緯の説明を僕に求めた。
「それで?どこからそういう話が出てきたの?」
冷静な飼い主様への言葉足らずの説明。
それでも、きちんと伝えれば届くのもまた事実。
「なるほど。最初はどんな関係なのかわからなかったからね。」
はい・・。ごめんなさい。
「では機会があれば依頼するとしよう。」
はい・・。
はい。と返事をしながらも
何をしても迷惑ばかりかけてしまう自分が情けなくて
こんなにも心配して下さって、大事にされて、しっかりと繋がれているのに・・・
捨てられるかもなんて思ってしまう自分が嫌になる。
でも、この一件を機に僕の飼い主様に対する服従心が、よりいっそう強くなったのは言う間でもない。
こんな素敵な飼い主様・・そうそう居ない。
だから、この「飼い主様だけでいい!」という盲目的な心酔が深くなればなるほど言葉で伝えるのが難しいなんて残酷な事だ。
と思ったりもする。
僕が出来るとしたら、飼い主様に従う事だけ。
どこまでもどこまでも従う事だけ。
その思いがあってこその蹂躙、凌辱・・・
「輪姦」
じわじわと「飼い主様ではない人」から犯される事がこわくなる。
この日から飼い主様との会話の中で「犯されてくるか?」という言葉が、僕に重くのしかかるようになった。
「いやです!飼い主様のおチンポ様じゃなきゃ・・嫌・・」
「家畜のくせに誰のチンポがいいとか選べると思ってるのか?」
「ああああ・・・ごめんなさいい!!」
それはモラトリアム。
飼い主様の「輪姦」命令が下る
までの猶予期間。
この猶予期間中、僕は飼い主様から徹底的な「飼い主様所有の肉穴」としての躾けを受けた。
僕という存在自体が、飼い主様の性処理肉穴であり
その取扱いについて、僕に自由はない。
全ての決定権が飼い主様にある事。
オナ禁ではなくて、許可がなければ触る事もできない身分であり
逆に肉穴を弄り続けろと命令が下れば、許しがあるまで勝手に中断など出来ない。
いくら発情しても触れず、いくら辛くても飼い主様の指示通りに肉穴を嬲る。
もちろん、肉穴が勝手に感じたりイク事も許されない。
飼い主様所有の性処理肉穴。
飼い主様のオナホール。
どの穴をどのようにお使いになるかも飼い主様の自由。
家畜が出来るのはその穴の奥で射精していただけるのを夢見るだけ。
どこに射精するかも飼い主様の自由なのだから・・・
僕は肉穴。
ただの・・・性処理肉穴。
それは、幾日も触る事を許してもらえず
やっと穴をかき混ぜる命令を頂いて、嬉々としてぐちゅぐちゅと音を立てながら肉穴を飼い主様の指示通りに指を動かし涎を垂らしていた時だ・・・
「待て。」
飼い主様の号令がかかれば指の動きの一切を止めて膝を震わせる。
昇りつめてイキそうになる度「待て。」の号令がかかり、繰り返される度にその辛さが増していき
ネット上、画面の前でヒクヒクと蠢き、ドロドロになり充血しきった肉穴に3本の指を動かさず突っ込んだままの姿勢で
隷属の嬉しさに何もかもがぶっ飛びそうになっていた。
「飼い主様に肉穴を使っていただく為なら何でもします!飼い主様の命令に絶対服従を誓います!!」
この状況で「家畜宣言」をさせられる時ほど興奮するものはない。
飼い主様の手の中で溺れながら夢中になる。
どこに流れ着くか?なんてその時は思いもしない。
どのくらい「待て。」の号令を頂いたか・・
やっと許しを得てたった一回の絶頂を貪った後
まだまだイキたりないとぎゅうぎゅう締め付けるはしたない肉穴から指を抜き、はあはあと呼吸を乱して「もっと!もっと!!」と身をよじってまだ続く発情に耐えていた僕に
飼い主様が囁いた。
「足らないんだろう?」
・・はい。
「本物のチンポで犯されたいんだろう?」
・・はい。
「輪姦してもらいなさい。」
・・・・。
「輪姦されて、次から次に精液を浴びせられる家畜が見たい。」
・・・・。
とうとうその時が来た。
モラトリアムはこれでおしまい。
返事をするまでに長くかかった。
散々、飼い主様所有の性処理肉穴としての躾けが行われた後の「輪姦」は・・・
いうならば絶望。
飼い主様所有の肉穴だからといって、飼い主様がお使いになるとは限らない。
どのように扱うかは・・・飼い主様の自由。
僕に出来る事は一つ。
何もかも受け入れて命令に従うだけ。
だから用意されている返事は一つしかない。
「はい。」
返事をしてから数秒後
僕はポロポロと涙を零している事に気がついた。