帰りの電車を待つホームでベンチに座り、ぼんやりと高い天井に貼られた旅のポスターを見ていた。
後ろのホームは出発間近の特急列車が止まっていて
乗り込む人たちが慌ただしく動き回っている。
凛が乗るのは次の特急列車。しばらく時間がある。
ペットボトルのお茶を飲んで、さっき買ったいちご大福を食べた。
ふう・・と一息ついて、今回の飼い主様との日々を振り返った。
一言でまとめるなら「凄く楽しかった」
充実、満足・・その回ごとに感想の言葉もいろいろあるのだけれど
今回はすべてをひっくるめて「凄く楽しかった」
これはもちろん、飼い主様と同じ感想。
来てよかった。
あれやら、これやら・・いろんな事情もあり、もちろん予定されていたこと全部が出来たわけではないけど
それ以上に飼い主様との時間が楽しくて嬉しくて仕方なかった。
この2日間のどこを切っても、振り返ればそんな感情であふれている。
ああああ
飼い主様ぁ・・・・
ぼんやり思い浮かべた飼い主様の姿。もう凛には、駅の風景が入ってこない。
きゅうっと胸が締め付けられる。一気に「楽しかった」が「楽しかった記憶」に変わっていくその境目を知った。
そして耳に特急列車出発のメロディ。「ドナウ川のさざ波」
哀愁に漂うメロディの間、ぴたりと時間が止まったように感じられた。
「楽しかった」が「楽しかった記憶」になって・・・・そして
いつか壊れきった凛はこの「楽しかった記憶」すら忘れてしまうんだろうか?
そう思うと涙を止めることができなかった。拭っても拭っても涙が出る。
馬鹿・・その時まで、いや・・・そうなってからもずっと
ずっとずっと凛は飼い主様の檻の中に居る。
凛にとっては、それだけが確かな事。だから、ここから出発しても大丈夫だ。
さあ、乗車する列車が来た。
大きなキャリーバッグを引いてホームを歩く。
これほどまでに離れがたく「楽しい」と思えた時間とはいったいどんなものだったのか。
今回から数回に渡って、17日、18日に名古屋で飼い主様とお会いした「記録」を綴っていこうと思う。
もちろん、いつものようにテキストはたっぷりと。そして、久しぶりの画像も数点お披露目できたらいいなと思っている。
久しぶりといえば、今回はゲストさんが参加してくれた。
急な申し出であるにも関わらず「OK」って言って下さって
ほぼ一年ぶり?でこうして素敵な時間を「我々と大切に共有できる」本当に数少ない貴重な方とご一緒できた。
これはかなり嬉しい。飼い主様と共に参加を聞いて「おおお!」と喜び合った。
もちろん、今日の日を迎えるにあたって、前日まではしっかりと発情を高める事を言い渡された凛。
しかし、そんな大事な前日の夜。凛は大阪の小屋でショックを受けていた。
股間を染める真っ赤な月経の血。
何となく予感があったからドンピシャになって後悔。
こういう時の為に低容量ピルを数日前から飲んでもいいかもしれない。
もちろん、避妊目的どうこうではないから常用する必要はないだろうし、常用しなければ身体への負担もそれほどないと思う。
とにかく飼い主様とお会いする日にこなければいいだけの話で・・1,2日だけずらしたいだけだから・・・
飼い主様に性処理便器として何も気にすることなく使っていただきたい。
凛が生きているのはそのためだけだけなのに!
何故そこに早くに気が付いて「ピル」を注文することを飼い主様に相談しておかなかったのか・・とものすごい後悔が襲ってくる。
どうしよう・・・・・
どうしようと思っても、今更流れ出る血を止めることも出来ず途方に暮れる。
このまま垂れ流しで飼い主様に使ってください!などとは言えない。絶望とも思える中、ふと思い出した過去の出来事。
そうだ・・・・。肉穴に海綿を詰め込めば、血は流れ出ない!!!
風俗勤めのお姉さん方から聞いて、凛も試したことのある「実際に仕える方法」頼るのはそれしかなかった。
もちろん、生理になった時点で飼い主様には報告を済ませていた。
その後、海綿を使いますので構わず肉穴も使っていただけます。と報告し許可を得る。
「なんだ。肉穴がダメならアナルでも使ってやろうかと思ったのに。」
え・・・。あ・・・・ぅ・・・・全然使っていないので、きっと痛くてのたうち回ると思います。
「そうか。じゃ、ゲストさんにアナルを犯してもらうか。」
嫌ああああ・・・・・ぅ・・・・・・
「まだ飼い主にも使われていない場所を他人チンポに汚されるんだね。」
うううううううううううう・・・・・
果たしてこの言葉通りになったかどうか。
・・・こんな事情もあり、先に飼い主様から言い渡されていた当日の肉穴へのローターと栓の仕込みは今回どうしてもできなかった。
海綿を購入できたのがゲストさんと待ち合わせた時間の15分前だったから。
飼い主様、本当にごめんなさい。
でも、もう一つの仕込みは・・・・前日の夜からすでに凛の身体に・・・・
それは何かは、レポートを読んでのお楽しみ。
そして、ブログを書く凛の腕には
現在も熱と痛みを持ったままの飼い主様の噛み痕があり
これがまた、以前載せたような痣になってくのかと思うと嬉しくて嬉しくてたまらない。
それでは皆様
拙いレポートではありますが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
つづく
シュガー | URL | 2012/03/20(火) 22:53 [EDIT]
すてきなプロローグですね
本文を楽しみにしてますよ
凛 | URL | 2012/03/21(水) 21:47 [EDIT]
物凄く大切な時間を過ごしてきました。
凛が出来るのはそれをここへ記録として綴ることだけです。
コメントありがとうございます。