I am not needed even tomorrow.
明日なんて来なくていい。…とある性処理奴隷の記録
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DATE: 2014/02/25(火)   CATEGORY: ぼくのうた
かがみ
最初の可能性は先々週の日曜日。

バレンタインデーの次の次の日。

ご主人様の体温から離れて2ヶ月直前。



それはご主人様の体調が思わしくなく
流れて次週へ繰り越しになった。


ただ、流れて一週間なんて
凛にすればあってないようなもの。
前週に準備したものをまた同じだけ用意して期待を高めていく。


これまでこのブログを読んでいる人ならわらるだろう
凛の準備は「ご主人様のため」1つも気を抜かないものであることが。




今回は作業もあるということで無線LANの使える簡易の檻(ホテル)を調べ
時間的にタイトならネカフェで作業だけ出来るように場所も電話番号も施設も全部調べた。

ご主人様との時間だから、、


どれだけ労力をかけても何も惜しくない。




「少しだけでも!!!」




その思いはご主人様も凛も同じだけ。







でも、準備が整い期待値が上がれば上がるほど
週末にかけてご主人様の体調が再び悪化する。





金曜日にほぼ不可能であるという事がわかり、時間は止まる。





熱と闘うご主人様の声に
ぐるぐると一つの言葉が浮かんでは消えた。


告げるか告げないか、散々まよった結果…
告げないと「またとんでもない事をしでかしてご主人様を困らせる」と悟った凛はご主人様に伝えた。












ひとこと。







「寂しい」






ずっと抑えていた言葉である。




ご主人様の状況がどんなものであるか
体調がいまどうなっているか、
余裕もなく、切り刻まれていくような中で

それでも日々を過ごし、すべてをこなし、立っていることがどれだけ大変なことか

これまでを知り
ずっと近くに繋がれている「奴隷」だから充分にわかっている。

だから、「凛ごとき」で無理をして欲しくないと思うと同時に


湧き上がる「とてつもなく大きな寂しさ」が凛を飲みこんでいくのを感じた。


凛の手に負えなくなる…その前に。


小さく飛び出した言葉。
しかし、それは凛を解放し日曜日を諦める「心がまえ」をつくるきっかけとなった。



そして




土曜日を迎えた。









準備は「ピークを日曜日にもってくる」ように調整する。
だから当初の予定だった前日となるこの日は「高まるワクワクを無理やり鎮める」必要があった。

しかも2週間分。
「心がまえ」は出来ている…はずである。


体調の思わしくないご主人様が

それでもお洋服の予定を聞いてくださった。
嬉しくて嬉しくてそして少しでも回復になればと夜中に写真を撮った。





しかし、それを見る余裕もまた…





ご主人様には残されていなかった。





朝から



「高まるワクワクを無理やり鎮める」のにのたうちまわり


バレンタインデーのために用意していたチョコレートを抱きしめた。


バレンタインデーから2週間。
抱きしめすぎたチョコレートの包みはボロボロになった。




「次にお会いする時には渡したいので買い直しますね。」




凛のメッセージに、
ご主人様から






「チョコレートはこれから床に四つんばいになって食べなさい」


と返事があった。
























ご主人様に
美味しいと喜んでもらおうと思って買ったチョコレートだ。

ご主人様の笑った顔を思い浮かべて選んで買ったチョコレートだ。

それをお渡しすることも叶わず



「食べろ」と言われた。






屈辱で、涙が溢れだした。





ご主人様の壊しているのは凛の心だ。
それでもいい…ご主人様は奴隷になった凛に「尊厳を壊される苦痛を味わいなさい」といったから。
全てを捧げるとはこういうことなのだから。

床に這いつくばってチョコを口にする。
口の中で溶けるチョコに


「思い描いていたご主人様の笑顔」も崩壊していく。












その時
はっきりと気が付いた。










それが、そのまま今のご主人様の状況だ。



凛はかがみ。


屈辱の中で
チョコを床で食べる凛を見ても、ご主人様の中で動くものはなく…



きっとこれが、本当にリアルで目の前で行われたとしても
今のご主人様には「それを喜び楽しむ余裕」なんてどこにもない。











それほどの事態なのだ。

かがみに映るご主人様を見て
凛はすーっと落ち着き


ただ、ご主人様の側に静かに繋がれた。








そう、それでも
こんな事態でも

ご主人様は凛を繋いで下さっているのだ。




「繋いでいるから、安心しなさい」



これ以上ない、真実の言葉だ。






ご主人様と凛の関係は「永遠」であると、何度も書いている。
永遠を過ごす中では、いい時もそうでない時もそれなりに起きる。
永遠にいいことばかりだったり、良いコンディションが続くなんてことはありえない。


「病める時もすこやかなるときも…」
どっかで聞いたようなセリフだけど、まさに文字通り。

あらゆる時を共に生きる事という「覚悟」がないなら「永遠」なんて口にする資格はないし
ましてや「永遠」を完遂することはできない。



凛はご主人様と共に「永遠」の中を生きている。
凛はご主人様のどんな時も奴隷でいる。

いや、奴隷として「当たり前に」繋がれている。
それを許してもらえるのがとても嬉しい。






最期のその日まで。


そんな感謝を感じた日曜日。


再び誓います。
凛は、ご主人様の奴隷です。
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| | 2014/02/25(火) 08:36 [EDIT]
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